写真家 藤里一郎さんと、モデルのふなこしはじめさんによる連載企画。

記事とあわせて、こちらの「Youtubeラジオ(音声のみ)」もぜひお聴きください。
(※良い声なのでイヤホン、ヘッドフォン推奨です)

第5回「広い世界」文:藤里一郎

広角レンズでポートレイトしてみよう。そう呼びかければ苦手意識が強いという人が多いと思う。

それはなぜか。単純に歪むというのも大きな要因の1つかと思う。

 

 

そして対象となるオンナノコが小さくなってしまう。これも苦手に繋がるかと思う。

 

 

あとは、いわゆるスナップするのに適したとも言える画角であったりするため、ポートレイトを撮る人達からすると自分が使うレンズではない、な認識になってしまうのかもしれない。写真という広いジャンルの中でスナップ写真はすごく重要と考える。画面構成やシャッタータイミング、どれをとってもポートレイトに役に立つことばかりだから、これを読むスナップしたことない民は絶対にオススメする。

 

 

 

そして今回は、新作レンズHD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WRを使ってみた。

 

 

35ミリ判換算すると32mm相当。広角気味という印象ではある。まずデザインがすごくシンプルで美しい。

今や必要ないと言う声も聞こえてきそうな絞りリングを無くした、というのも特徴だろう。ただ藤里的にはあってくれた方がいい。なんとなく落ち着くからという理由(その程度ね、だって絞りは、ほぼ開放だから使わないしね。笑)

そして昨今のリミテッドレンズの描写の素晴らしさと来たら語ることも無いほど。しいて言えば開放描写の柔らかいこと、ハレーションが美しいこと、このあたりを取り上げる所なのだが、それと同じくらい素晴らしいのが新しいカスタムイメージの「里び」だ。

 

 

 

名前はどうも聞き慣れないが、どうやら僕が一部からあだ名で呼ばれている「藤里ぴ」から来たネーミングなんじゃないかと思うと可愛くて使いたくなってくる。あ、いや、”ぴ” じゃなくて ”び” かっ(笑)

僕はいままで「ほのか」一択でやってきたが、この「里び」のもたらす世界が冬の乾いた空気感や、寒い季節の光の印象をしっかりと伝えてくれるのだから驚いた。まさに「ほのか」「里び」と推しが増えた感覚だ。もはやJPEGでつくれる画というのがこんなにもリッチにしなやかになるなんて、贅沢な話だ。

 

 

 

今回の新しい21mmと「里び」、この組みあわせを使わないという選択肢はない。

 

〔ギャラリー〕

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〔こちらの記事でご紹介した製品の情報はこちら〕

>>PENTAX K-3 Mark III製品ページ

>>HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR 製品ページ

>>K-3 Mark III機能拡張FW(新カスタムイメージ「里び(SATOBI)」追加)