新納 翔 師範よりメッセージ ~ 他流試合によせて

 

 

 

 

 

 

写真という一つの文化を語る時、カメラ機材を超えて広い視野で見ることによって新しい何かが見えてくるはず。この他流試合は、写真文化を深く考えるPENTAXの理念によって実現しました。

一枚の写真を講評する時、メーカーの違いよりもその撮影者が何を考え、どういう想いで切り撮ったのか、それを写真越しに見ております。私は今まさに、なぜ「写真」を撮るのか、それを「写真」で撮るのか、そういった根幹的なことをカメラを持つ一人ひとりが考える時期に来ていると考えております。

道場での講評・添削がより多くの方にとって何らかの糧になれば一写真家として喜ばしい限りです。

 

〔新納師範による添削の一例〕

※クリックすると該当の添削記事に遷移します

2021年4月のお題:気配を撮ろう(にたばるさんの挑戦)

2021年10月のお題:ぽつんを撮ろう(ake*さんの挑戦)

 

(受付終了)1月のお題は『ボケを使った写真表現』

新納 翔 師範より「お題について」

ボケ味がいいと普段使っているこの「ボケ」と言う言葉、英語でなんというかご存知でしょうか?実はそのまま「BOKEH」なんですね。日本の写真文化と違ってあまり海外ではボケについて語ることが少なかったようで90年代あたりから海外でも使われるようになりました。

今回のお題はボケ、アウトフォーカスを使った作品です。前ボケを利用して奥行きを出す、またはどこにもピントが合わせないことから生まれるイメージ、ボケから広がる世界は無限大です。既成概念にとらわれることなく、自分色を出した表現作品を待っています。

さあ、ボケてボケてボケまくれ!

1月のお題『ボケを使った写真表現』

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(受付終了)2月のお題は『工事のある風景』

新納 翔 師範より「お題について」

ちょうど戦後に建てられたビルや集団住宅など様々な建造物が老朽化のせいで建て替えの時期を迎えているため、東京都心に限らず日本中どこでも再開発事業が行われております。 

工事というものはいつの時代もありますが、これだけ大規模に日本中で行われているのも令和初頭の歴史なのかもしれません。今回のお題はまさに、皆様の街で撮った「工事現場のある風景」です。

このお題、単に工事現場を撮るだけでは免許皆伝とはいきません。
どう他人との違いを出すか、そこを考えつきつめる。そうした試行錯誤からいい作品が生み出されるものです。私も気づかないような撮り方、捉え方お待ちしております!

2月のお題『工事のある風景』

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(受付終了)3月のお題は『トタンのある景色』

新納 翔 師範より「お題について」

街中でトタンを見ると、なんだかとても懐かしい気持ちになります。子供の頃1980年の中頃、実家の近所にトタン作りの長屋がありました。そんなこともあって自分の中で勝手にトタン=昭和ノスタルジーを感じるのですが、皆さんはどうでしょうか。

トタンを入れた風景がお題です。
さてトタンをどう料理しますか?

3月のお題『トタンのある景色』

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