PENTAX17

PENTAX 17 フィルムカメラ
PENTAX 17 ロゴ
PENTAX 17 カメラ本体

光をとらえ、
その光が描き出す景⾊を写し撮る。
それが写真です。

そこにある光を時に⼤胆に、
時に繊細にとらえ、
⾃分⾃⾝だけの画を描き出す。
光を読み、とらえる感覚を写し出すのが
フィルムカメラです。

連綿と続いてきたフィルムカメラは
いま、新たな価値を生み出そうとしています。

What’s the film camera?

フィルムカメラとは?

フィルムカメラとは、その呼称のとおり「フィルム」を記録媒体としたカメラです。デジタルカメラでは電気信号で画像を記録するのに対し、フィルムカメラではフィルム上の薬剤に光を感光させて記録します

フィルムカメラの仕組み

ハーフサイズフォーマットの説明

What’s the half-size format?

ハーフサイズとは?

フィルムにはいろいろなサイズがあります。もっとも一般的なサイズが35ミリ判(36×24mm)フィルムです。デジタルカメラではフルサイズとよばれています。35ミリ判1コマを約半分の17×24mmサイズ2コマにして撮影するのがハーフサイズフォーマットです。36枚撮りのフィルムなら72枚、24枚撮りのフィルムなら48枚など、2倍の枚数が撮影できます。

Features

4つの特徴

たくさん撮れる
ハーフサイズフォーマット採用

ハーフサイズフォーマットの説明

PENTAX 17はフィルムを左から右へ横に送る機構を採用したハーフサイズフォーマットの仕組み上、カメラをそのまま構えたときに縦位置構図の写真になります。⽇常的に撮影しているスマートフォンも縦位置構図のため、同じ感覚で撮影ができます。

フィルムカメラらしさを味わう
巻き上げレバー

巻き上げレバー

PENTAX 17ではフィルムカメラらしさを味わっていただくため、巻き上げレバーによる手動巻き上げを採用しました。シャッターを切るたびにフィルムを巻き上げる、この所作のための巻き上げレバーは指がかりの良い形状としています。

画質にこだわった
単焦点レンズ

単焦点レンズ

焦点距離25mm(35ミリ判換算37mm相当)F3.5の単焦点レンズ。ハーフサイズフォーマットだからこそ画質にこだわり、一眼レフレンズで定評のあるHDコーティングも採用。クリアでシャープな描写を実現しています。

被写体をしっかり捉える
クリアな光学ファインダー

光学ファインダー

光学ファインダーはアルバダ式ブライトフレームファインダーを採用。近接撮影の構図に役立つ、近距離視野補正枠を備えています。また自分で選択したゾーンフォーカスのアイコンもファインダー内で確認できます。

Functions

カメラ機能

表現に合わせて撮れる
7つの撮影モード

7つの撮影モード

1 フルオート

AUTO

フォーカスは固定(パンフォーカス)。露出は自動で判断し、暗い時にはフラッシュが自動で発光します。カメラの設定を意識することなく気軽に撮影ができるモードです。

2 標準

P

フォーカスはゾーンフォーカスから自分で選択。露出は自動。フラッシュは発光しないので、日中の撮影に適しています。

3 低速シャッター

低速シャッターアイコン

フォーカスはゾーンフォーカスから自分で選択。フラッシュは発光しません。夕暮れ時などの撮影に適しています。

低速シャッター撮影例

4 絞り開放優先

絞り開放優先アイコン

フォーカスはゾーンフォーカスから自分で選択。フラッシュは発光しません。レンズ絞り開放を優先するモードです。

絞り開放優先撮影例

5 バルブ

バルブアイコン

フォーカスはゾーンフォーカスから自分で選択。長時間露光の撮影ができるモードです。フラッシュは発光しません。光跡や花火などの撮影に向いています。別売りのケーブルスイッチ(CS-205)と三脚を使用しての撮影がおすすめです。

バルブ撮影例

6 日中シンクロ

日中シンクロアイコン

フォーカスはゾーンフォーカスから自分で選択。露出は自動で判断します。フラッシュが発光するので、逆光や暗いところでの撮影に適しています。

日中シンクロ撮影例

7 低速シンクロ

低速シンクロアイコン

フォーカスはゾーンフォーカスから自分で選択。フラッシュ発光をします。夕暮れや夜景をそのままに、手前の被写体を明るく撮影することができます。

低速シンクロ撮影例

明るさ調整ができる
露出補正機能

専用の露出補正ダイヤルを搭載しています。ダイヤルを回すだけの簡単操作で、逆光時や表現に合わせて、素早く露出を変えられます。

被写体との距離に応じて
設定を切り替える

ゾーンフォーカス

近距離から遠距離まで、被写体との距離を6つのゾーンに区切り
アイコンで表示しています。被写体に応じた、アイコンを選択して、撮影を行います。

ゾーンフォーカス6つのゾーン
遠距離

遠距離

5.1m〜無限遠の設定となる「遠距離」。
風景の撮影時や、遠くにあるものを捉える際に設定します。

中距離

中距離

2.1m〜5.3mの「中距離」は、集合写真を撮る際など、被写体からやや離れた程度の距離感です。

近距離

近距離

1.4m〜2.2mの「近距離」は、近すぎず遠すぎない身の回りのものをスナップ撮影するのにちょうど良い距離感です。

至近距離

至近距離

1.0m〜1.4mの「至近距離」は友人や仲間を、より近くで撮影できる距離感です。

テーブルフォト

テーブルフォト

0.47m〜0.54mの「テーブルフォト」はカフェやレストランで食事を撮影する際に設定するとちょうど良い距離です。

マクロ

マクロ

0.24m〜0.26mの至近距離での撮影は「マクロ」に設定します。花や小物などの小さい被写体や、グっと迫って撮りたい時に使用します。

※0.24m〜0.26mの至近距離での撮影は「マクロ」に設定します。花や小物などの小さい被写体や、グっと迫って撮りたい時に使用します。

フィルムカメラを楽しむ

ISO感度設定ダイヤル

ISO感度を手動で設定

ISO感度を
50,100,125,160,200,400,800,1600,3200
に手動で設定できるので、様々な感度のフィルムを楽しめます。

フィルム巻き上げレバーと巻き戻し

操作が楽しい
フィルム巻き上げ、巻き戻し

フィルム装填は失敗しづらいイージーローディング方式を採用。フィルムを入れて指定の場所まで引き出し、蓋を閉じ、手動で巻き上げてカウンターが0になったら撮影ができます。撮影が終わったあとも手動でフィルム巻き戻しを行うなど、フィルムカメラらしい所作を楽しめます。
フィルムを使い切る前の途中巻き戻しも可能。
フィルムを装填するときは、フィルムが感光しないように、直射日光の当たらないところで行ってください。

メモホルダー

装填しているフィルムがわかる
メモホルダー

カメラに装填したフィルムのパッケージを切り取りメモホルダーに入れておくことで、装填中のフィルムの種類が確認できます。

※現像時の注意点

フィルムを現像に出す際には「ハーフサイズフォーマットカメラで撮影した」ことを伝えましょう。

Others

その他の機能

インジケーターランプ

カメラの状態や
警告を知らせてくれる
インジケーターランプ

ファインダーの右側に、ふたつの警告ランプがあります。レンズキャップをしたまま撮影しようとしたり、フィルムの巻き上げをしていないとき、ゾーンフォーカスが「テーブルフォト」「マクロ」になっている場合などに点滅して、未然にお知らせしてくれます。

ストラップの取り付け

ストラップの取り付け

3か所にストラップ取り付け部があるのでハンドストラップ(同梱)や、横吊り、縦吊りなど、撮影スタイルにあったストラップの取り付けが可能です。

ホールド感の高いグリップデザイン

ホールド感の高い
グリップデザイン

ホールド感を高め、握りやすい形状です。独特の凹凸は、縦方向に滑らず、手に引っかかりやすいようになっています。また、グリップ部に電池室を設けることで、カメラ全体の厚みをおさえています。

ケーブルスイッチ対応

長時間露光にも便利な
ケーブルスイッチ対応

PENTAX 17は、ケーブルスイッチに対応しています。カメラを三脚に据えてじっくりと風景写真を撮影したいとき、また長時間露光(バルブ撮影)をする際など、別売のケーブルスイッチ(CS-205)を使用することでブレを防ぎ、クリアでシャープな画を撮影することが可能です。

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