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2020.08.07 | ご近所フォト

カメラを片手に「ご近所フォト」(ジョニー)

こんにちは、ジョニーです。 新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除され、県をまたぐ移動などの制限はあるものの、家の近くであればマスクをつけて、三密を避けるなどの対策をしていれば少しは出歩けるようになってきました。 長い自粛期間によって、ココロもカラダも弱ってしまっている方も多いのではないでしょうか。 しっかりと予防をした上で、近所を歩いてカラダを鍛えつつ、写真を撮ってココロの疲労も解消して行きましょう。 ただし、急に100%の力を発揮しようとすると危険です。社内でも久しぶりに階段を昇ったらいつもの階段でつまづいた、という話をちらほら聞きますので、ケガや事故に気を付けて徐々に慣らして行きましょう。 撮影のための準備 みなさんそれぞれのスタイルに合わせた準備をしていただければいいと思いますが、最初から大三元のレンズが全部収まるような全身全霊のカメラバックで出かけるのではなく、お散歩のついでに、くらいの気持ちではじめましょう(笑) 私の場合は朝のランニングのついでに写真を撮るので、最小限の構成として、PENTAX KP(以下、KP)とHD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited(以下、40mm Ltd.)を用意しました。 40mm Ltd.のレンズキャップはねじ込み式のため、撮影までに時間がかかります。正直、足を止めて撮影する時間は出来るだけ縮めたいです。 どうしようか考えている時、たまたま机の上にあったHD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited(以下、21mm Ltd.)のレンズキャップが、レンズフードを外した40mm Ltd.にはまりました。深さが足りないので不安な面はありますが、カメラバックのインナーで押さえつけるつもりなので21mm Ltd.のレンズキャップで代用することにしました。(常日頃から使用するレンズキャップとしては落とす危険があるので気を付けましょう。) カメラとレンズは決めましたが、ランニング中にどう持つかが次の課題です。 家にはKPと40mm Ltd.が都合よく隙間がないように収まるようなカメラバックはありませんし、ランニング中にカメラが鞄の中で動いてしまってはランニングどころではありません。かといって、カメラを片手に持ったまま走るわけにもいきません。 ちょうどいいものが無いのなら作ればいいじゃないか!ということで家にあるものを活用して自作することにしました。   カメラバックのインナーで包む カメラの保護とレンズキャップの外れ防止のために、カメラバックのインナーを使用して全体を包みます。   カバン内で動かないように隙間を埋める 家にあった小さめのカバンを見繕ってきました。それでもそのままカバンに入れると深さ方向の隙間が大きく、ランニング中に鞄の中で上下方向に動いてしまいます。 そこで、隙間をぷちぷち(エアーパッキン)で埋めて、カメラが動かないようにします。ここでレンズ用のイージーラッパー O-CC179-Lを活用しました。 イージーラッパーですが、商品説明に「表地と裏地を重ねるとくっつく特殊素材により、APS-Cサイズ一眼レフカメラやレンズ、その他アクセサリー類などを包むことができるクロスです。」とあるように、生地の表と裏がくっついて中のものを包んでくれるものです。私は普段、任天堂 Switchを包むのに使用しています。 このイージーラッパーでぷちぷちを包みます。 カバンの底の方にイージーラッパーを詰めました。これで鞄の隙間が埋まり、カメラが鞄の中でしっかり固定されます。 ぶれないカバンの背負い方 あと重要なのがカバンの背負い方です。斜め掛けだけではカバンが動いてしまうので、もう一方にも着脱しやすいストラップを斜めに取り付けて完成です。 お腹がきつくないように、ストラップの長さは調整しましょう。 家にあったものを組み合わせたので見栄えは悪いですが、ランニング中にもほとんどぶれることなく、効果は抜群でした。 ウォーキングの方は首からストラップでカメラを提げて行けるのでこのような手間は必要ありませんね。 ご近所フォト PENTAX(RICOH)としては3月の頭から在宅勤務が基本となりました。 ちょうど同時期から勤務先が休業になってしまった妻と共に、健康のために毎朝のランニングを始めました。 緊急事態宣言が発令された後は、ランニング用のフェイスガードを着用することで感染防止に配慮しつつ、ランニングを続けてきました。 朝の5時台ともなるとすれ違う人も少なく、気温もそこまで上がっていないので活動しやすいですが、5月にもなると日が当たっていると暑く感じ、ランニング中の汗の量が増えてきます。感染予防と同時に、熱中症の対策も気を付けなければいけません。 この日(5月最後の週末)は湿度が高く、空気が霞んでいましたが、AM 5:30の時点で太陽が高い位置まで昇っていました。 3月は6時の時点で水平線から太陽が出てくるか出てこないかくらいの位置だったのが懐かしいです。そして、暑いわけです… カスタムイメージ 風景 ホワイトバランス マルチパターンオートWB   普段走っているときは気にしないいつもの風景ですが、朝日が当たっている風景は気になりだすと止まって撮影したくなます。結局この日は止まっては撮影、を繰り返していてあまりランニングに集中できませんでした。 カスタムイメージ 風景 ホワイトバランス マルチパターンオートWB   ランニングコースには猫が多く出没するポイントがあります。 この日も期待しながら走っていたところ、2匹の猫と遭遇しました。 猫ともソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンスの方があっているかな)を気にして撮影させてもらいます。気分良く寝ていて欲しいので、ゆっくりある程度の距離まで近づいて撮影して、後からトリミングをしています。木村琢磨さんの記事(記事はこちら)で猫と目線を合わせて撮影する、と学んだので私もしゃがんで猫の目線での撮影を実践してみました。 カスタムイメージ ナチュラル ホワイトバランス マルチパターンオートWB     カスタムイメージ ナチュラル ホワイトバランス オート   私は早起きが嫌いです。出来ることならいつまでも布団で寝ていたいです。それでも眠たい目をこすり、お布団とお別れをして朝のランニングをしています。 猫たちも眠そうな顔をしていたり、顔を洗っていたり、朝の表情をしていました。 眠いけど散歩に出たり、日向ぼっこをしたり、そのまま外で寝入ってしまったり、早起きは苦手なんでしょうかね。   花もちらほら咲いています。これからはアジサイの時期ですね。日の当たっている場所では色づいて見ごろとなっている花もありましたが、日が当たりにくい場所のアジサイはまだこれからでしょうか。 カスタムイメージ 鮮やか ホワイトバランス オート   カスタムイメージ 雅(MIYABI) ホワイトバランス CTE   カスタムイメージ 鮮やか ホワイトバランス オート   カスタムイメージ ナチュラル ホワイトバランス CTE   そういえばアジサイって何年も成長し続けるんですね。お隣のアジサイが私の身長を超えて成長しており、来年の開花も楽しみです。 最後に 新型コロナウィルスはまだまだ予断を許さない状況ですが、しっかりとした予防対策を行ったうえで、これまで家の中だけで我慢していたところを、ご近所まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。 スーパーでのお買い物と同じで、大人数で活動しない、マスクなどで予防する、三密を避ける、など気を付けるべき点はしっかり気を付けて、ご近所フォトを楽しみましょう。 近所には撮影するものがない、という方もいるでしょう。私もそんな一人でした。 記事中に掲載しているアジサイの時期も終わってしまいましたが、、その他にも今の時期の花や景色があると思います。 いろいろ気にしながら歩いてみることで、ご近所でも新しい発見に出会えるのではないでしょうか。

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2019.12.10 | インターバル撮影

設定を理解して、インターバル撮影を使いこなそう(ジョニー)

こんにちは、ジョニーです。 インターバル撮影、ご利用いただいていますか? 設定が複雑であきらめていませんか?(そのようなユーザーの方がいたら本当にすいません><) 今回は使いこなすことでいろいろなことが可能なPENTAXの「インターバル撮影」について、お伝えしていきたいと思います。 インターバル撮影とは? 「インターバル撮影」とは、撮影の間隔(インターバル)と撮影回数を事前に指定することで、「自動的」に「決まった間隔」で「決まった回数」の撮影を繰り返すことができる機能です。 インターバル撮影で何ができる? まず始めに作例を見ていただくのがわかりやすいと思います。 なんかこういう写真、見たことがあるぞ、と思ってもらえれば大丈夫です。ここから少しずつ、インターバル撮影の機能について説明していきましょう。 まず、インターバル撮影として、大きく4種類の機能を搭載しています。   インターバル撮影:定期的に1枚の写真を撮影する機能 インターバル撮影は1枚1枚で完結した写真を撮影します。同じ場所で定期的に写真を撮影する定点撮影、写真をつなぎ合わせて1つの動画にするタイムラプス動画の素材の撮影などで利用されます。 上の写真はそれぞれがインターバル撮影1回の撮影結果です。   インターバル合成:定期的に1枚の写真を撮影し、合成する機能 上のインターバル撮影の写真は、それぞれ雷が1本ずつ写っていますが、インターバル合成は撮影ごとに写真を合成します。 インターバル撮影の写真が撮影ごとに合成され、その結果、左側の雷が三又になりました。この写真は「合成方法」を「比較明」にしています。 ※比較明=2枚の写真を比較して、明るい部分を合成する機能   インターバル動画:定期的に1枚の写真を撮影し、つなぎ合わせて1つの動画にする機能 インターバル動画は静止画を複数回撮影して、カメラ内でタイムラプス動画を作成する機能です。保存形式はJPEGやRAWではなく、動画ファイルで保存されます。インターバル撮影の画像を動画ファイルにできる、と覚えていただければ大丈夫です。 〔インターバル動画作例〕   スターストリーム:定期的に1枚の写真を撮影して合成し、つなぎ合わせて1つの動画にする機能 スターストリームは、インターバル動画同様に、静止画を複数回撮影して、撮影した画像を合成し、1つの動画にする機能です。インターバル合成の写真を動画にする、と覚えていただければ大丈夫です。 〔スターストリーム作例〕 4種類のインターバル撮影について、イメージできましたか?次に、インターバル撮影の設定について詳しく見ていきましょう。 インターバル撮影の設定 ドライブモードの詳細設定画面とカスタムファンクションの2か所にインターバル撮影の設定項目があります。 各機種で対応している項目については、以下の表を参考にしてください。 〔ドライブモードの詳細設定画面〕 ※第1群のカメラはメニュー画面のインターバル撮影から設定できます ・撮影間隔 撮影の間隔を設定することになりますが、これが一番の難所です。 カスタムファンクションも関係してくるので、後でまとめて詳しく説明しましょう。   ・撮影回数 撮影する回数を設定します。 2000回設定でシャッター速度が4秒の場合、8000秒=約2時間10分の撮影が可能になります。(実際はカメラの撮影処理時間等が含まれるので、撮影にかかる時間はもう少し長くなります)   ・開始トリガー 1回目の撮影を開始するタイミングを設定します。 「即時」は、シャッターボタンで撮影を開始します。 「セルフタイマー(12秒)」、「セルフタイマー(2秒)」、「リモコン」、「リモコン(3秒)」は、通常のドライブモードと同じ動きで撮影を開始します。 シャッターボタンを押した際の操作ブレが1回目に影響しないように、レリーズケーブルがない場合はセルフタイマーやリモコンの併用がおすすめです。 「時刻指定」は、撮影を開始する時刻を指定して、撮影を開始する機能です。 「開始トリガー」を「時刻指定」に設定して、「撮影開始時刻」で開始したい時刻を設定した後、シャッターボタンを押してください。(シャッターボタンを押さずに待っていても撮影は始まりません)   ・撮影開始時刻 「開始トリガー」が「時刻指定」の場合の、撮影を開始する時刻を設定します。 0時から23時59分まで、1分単位で設定が可能です。 夜眠い時でも時刻指定に設定しておけば、勝手に撮影を開始してくれるので、早寝早起きの私には強い味方です。   ◆カスタムファンクション ・インターバル撮影の動作 インターバル撮影の間隔が、何を起点とするか、を設定します。 「撮影間隔」、「撮影待機時間」から選択が可能です。 ドライブモード詳細設定で書いた「撮影間隔」を含めて一番の難所ですので、こちらも後でまとめて詳しく説明します。   ・インターバル撮影中のAF 各撮影のタイミングでオートフォーカスするか、オートフォーカスしないか、を設定します。 選択肢は「フォーカスロックする」、「フォーカスロックしない」から選択が可能です。 撮影する被写体によって選択していただくのが良いと思います。 例えば、月食や雷を撮影する場合は、各撮影タイミングでのオートフォーカスは不要なので、「フォーカスロックする」に設定します。 「フォーカスロックする」に設定した場合でも、1回目だけはオートフォーカスが行われます。 カタツムリが動く様子など、動く被写体を撮影する場合は、各撮影タイミングでオートフォーカスしてピントを合わせたいので、「フォーカスロックしない」に設定を変更して使用してください。 ただし、「フォーカスロックしない」に設定した場合は、オートフォーカスを行う設定の場合はピントが合わない場合など、撮影間隔がずれ込む可能性があります。 インターバル撮影で撮影するようなシーンにおいては、オートフォーカスが不要なシーンが多い、ということで初期設定は「フォーカスロックする」になっています。 1回目からオートフォーカスが不要の場合は、カメラのフォーカスモード切替レバーをMFにして使用してください。 インターバル撮影、一番の難所を理解する いよいよ、ここからが本番です。 おそらくインターバル撮影が思った通りにできなかった経験のあるほとんどの方が、これを読むことで解決していただけると思います。   ◆「撮影間隔」の動作 「撮影間隔」は、定点撮影などを目的とした動作で、撮影を開始するタイミングを重視しています。 第1群、第2群のカメラはこちらの動作しか搭載されていません。 上の図で示しているのは「撮影間隔」と「撮影回数」の2項目ですが、実際の撮影では、ここに「シャッター速度」も関わってきます。 「撮影間隔」と「シャッター速度」の設定が正しいと、設定した撮影回数が正しく撮影されますが、この設定を間違えると、設定した撮影回数が撮影されずに終了してしまうことになります。 シャッター速度も含めて動作を見て行きましょう。   「撮影間隔」より「シャッター速度」が短い場合、次の撮影タイミングが来る前に、前の撮影が完了しています。 図のケースでは、2回目の撮影タイミングが来ているときに、1回目の撮影は既に完了しているので、2回目の撮影は正常に行われます。     「撮影間隔」より「シャッター速度」が長い場合、次の撮影タイミングが来ているのに、前の撮影が完了していません。 図のケースでは、2回目の撮影タイミングが来ているときに、まだ1回目の撮影が完了しておらず、撮影が開始できなかった2回目はパスされてしまいます。 そして、4回目、6回目、8回目、10回目も同様にパスされてしまいます。 ここが最初のつまづきポイントです。 撮影者が等間隔でシャッターボタンを押す動作、と考えてもらえれば良いと思いますが、カメラがすでに撮影中だった場合、次にシャッターボタンを押しても無反応になります。     では、「撮影間隔」と「シャッター速度」が同じ場合はどうなるのか?といいますと、ほとんどの場合、撮影はパスされてしまいます。 ここが次のつまづきポイントとなります。 カメラの制御の話になってしまうのですが、フィルム時代からの慣習で、設定時に表示しているシャッター速度と、実際のシャッター速度の制御値にちょっとした誤差を持っています。 例えば、シャッター速度を1/30秒に設定した場合は実際は1/32秒で制御しており、シャッター速度を30秒に設定した場合は実際は32秒で制御しています。(この話は別の機会でお話します。) 「撮影間隔」を設定してインターバル撮影する場合は、「撮影間隔」より若干短く、余裕を持たせた「シャッター速度」を設定してから撮影しましょう。(若干ってどれくらいだ、というのがまた難しいところですが…)   ◆「撮影待機時間」の動作 「撮影待機時間」は、設定した撮影回数分の撮影を漏れなく行うことを重視しています。 そのうえで、撮影と撮影の間を極力詰めることで、星の光跡がつながるようにすることを目的としています。 「撮影間隔」と同様に、図を見ながら理解して行きましょう。 まずは、「撮影待機時間」より「シャッター速度」が短い場合の動きです。 「撮影待機時間」は、撮影が終了してから、次の撮影を開始するまでの待機時間を示します。 図のケースでは、1回目の撮影が終了した時点から「撮影待機時間」で設定した4秒の間、カメラは何もせず次の撮影まで待機します。 4秒経過後に2回目の撮影が行われます。 これを撮影回数分繰り返すのが「撮影待機時間」の動作です。     つぎに、「撮影待機時間」より「シャッター速度」が長い場合の動きです。 変わっているのは、撮影1回目の開始から終了までの長さだけということが分かると思います。 どんなに長いシャッター速度を設定した場合でも、撮影回数を減らすことなく、撮影を行うことができます。 ただし、40秒の間に10回の撮影開始を行っていた「撮影間隔」の動作と違い、「撮影待機時間」の動作では、4回目終了の時点で36秒に到達しています。 おなじ4秒の設定でも、「撮影間隔」と「撮影待機時間」ではこれだけ撮影時間に違いが出てきます。     「撮影待機時間」の設定には、待機時間を数値で設定する以外に、「最短」も選択できるようになっています。 インターバル撮影の撮影時に限られた時間内でできるだけ撮影回数を増やしたい場合や、インターバル合成で星の軌跡が途切れることなくつなげたい場合は、撮影と撮影の間は短ければ短いほど嬉しいので、「撮影待機時間」は「最短」に設定するようにしましょう。 画像処理が必要な場合は、処理が完了して、カメラが自由に動けるようになってから次の撮影を開始するので、バッファが詰まることなく、電池残量がなくなるか、設定した撮影回数の撮影が完了するか、カードの空き容量がなくなるまで、撮影を続けることが可能です。 作例と設定の例 シャッター速度 1/60秒 インターバル撮影の動作 撮影待機時間 撮影待機時間 2分30秒 合成方法 比較明   シャッター速度 1/5秒 インターバル撮影の動作 撮影待機時間 撮影待機時間 3分 合成方法 比較明   シャッター速度 30秒 インターバル撮影の動作 撮影間隔 撮影間隔 33秒 合成方法 比較明   シャッター速度 1/1000秒 インターバル撮影の動作 撮影待機時間 撮影待機時間 2分30秒 合成方法 比較明   シャッター速度 0.5秒 インターバル撮影の動作 撮影待機時間 ※GRIIIのため、厳密には設定なし 撮影待機時間 最短 合成方法 比較明 露出モードやホワイトバランスの設定 ◆露出モード インターバル撮影中も、露出モードを自動露出(AE)に設定している場合には、撮影毎に露出制御が行われます。例えば日の出のように徐々に明るくなる景色をインターバル撮影する場合には、マニュアル露出ではそのうち露出オーバーとなってしまいます。被写体の明るさが変わる場合には自動露出(AE)の露出モードを選択しましょう。 ◆ホワイトバランス インターバル撮影を行った画像を合成、タイムラプス素材として利用される場合には、ホワイトバランスを「AWB」「CTE」等の自動設定ではなく固定値のものに設定していただくと、撮影ごとの色味のばらつきが防げます。そのうえで、カスタムファンクションの「WBの光源調整範囲」を「固定」にすることをお勧めします。 番外編(もっと撮影の間隔を詰めるには) 「撮影待機時間」の説明で「最短」が設定できることについて触れましたが、撮影と撮影の間をもっと短くできる社内PENTAXIANの使いこなし方法を最後にご紹介します。 星の軌跡の撮影を例にしましょう。 ※注)本使用方法により、カメラが故障することはありませんが、「インターバル合成」の「途中経過保存」はご利用いただけません。意図しない急な露出の変化により撮影が失敗する可能性があります。撮影に失敗しても一切の責任を負いかねますので、試される場合はご自身の責任においてご利用お願いします。 まず、ケーブルスイッチ(CS-205/CS-310)をご用意ください。 ケーブルスイッチには、カメラのシャッターボタンを押し続けいる状態を再現できるロック機能が搭載されています。 次にカメラのドライブモードを「多重露出連続撮影」に設定し、詳細設定画面で合成方法を「比較明」に設定します。 シャッター速度は1秒~4秒程度に設定すれば良いでしょう。もっと長くても大丈夫です。あとは、ケーブルスイッチのロック機構を使用して、連続撮影を行うだけです。 〔実際の作例がこちら〕 拡大して比較しなければ、差がわかりにくいかもしれませんが、PENTAX KPにHD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AWを装着し、焦点距離11mm(35ミリ判換算:17mm相当)で撮影した場合に光跡がこれくらいつながります。   以上、PENTAXのインターバル撮影について説明してきました。 分かりにくい部分もあったと思いますが、ここまで読んでいただいた方には是非インターバル撮影を使いこなせるようになって、撮影を楽しんでいただければと思います。

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2020.10.16 | 撮影記

HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AWとポートレートと私(大久保)

こんにちは カメラ好きの写真オタクで、レンズも撮影も好きな商品企画の大久保です。 写真オタクぶりは「写真家の思点」の>>こちらで発揮しています。 前回はPENTAXの最新鋭レンズHD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AW(以下D FA★85mm)でスナップ撮影をしました。その時の記事は>>こちらです。 まさか「参考になった」が165も付くとは思いませんでした(10/16現在)。たくさんの方に読んでいただきうれしく思います。本当にありがとうございました。 今回はD FA★85mmをポートレートで使ってみました。   HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AWの写真家による素晴らしいレビューと作例は>>こちらを参照ください。本記事は個人的な視点が多々入っており万人向けの内容とは言いがたいので、その点あらかじめ留意いただきたくよろしくお願いいたします。 <ポートレート> ポートレート写真は肖像画の時代から続く人物をメインとした写真です。 スナップや風景と違い、被写体であるモデルさんとの共同作業になってきます。 なので、モデルさんとどのようなコミュニケーションをとるかが一つのポイントになると思います。 よくポートレート写真家のトークイベントに参加するのですが、ポートレートをメインに撮られる方はコミュニケーションに秀でているのか、話が上手な方が多い気がします(笑)。 コミュニケーションに関しては、PENTAX道場でおなじみの藤里 一郎さんは>>こちらの記事、プロ写真家の井出 眞諭さんだと>>こちらが参考になると思います。 モデルさんの性格やどのような写真にしたいかでスタイルを変える方、モデルさんの自由な面を引き出す方、逆にモデルさんの個性ではなく自分のイメージに持ち込む方など様々です。これは自分なりのコミュニケーションのスタイルを確立しているということかと思います。 私はあまり意識していないのですが、いたって普通だと思うのですが、撮りたい写真のイメージを伝えてそこに近づける感じです(文字にすると大したことないですね)。 <撮影準備> ポートレートは当然被写体となる人が必要で、家族友人ならまだしも、モデルさんとなると中高年サラリーマンとしてはなかなか接点はありません。 私の場合、まず撮影会(ネットを調べると色々出てきます)に参加して撮影させてもらうことが始まりでした。 何度か撮影会で写真を撮らせてもらい、そのうちに信頼関係を築いたうえで、個人的に契約して撮らせてもらうといった感じです。 最近はモデルさんがSNSでカメラマンを募集する場合もありますし、逆に自分の作例をアップしているカメラマンの方からモデルさんを募集する場合もあります。 今回は何度か撮影させていただいたモデルさんに依頼させていただきました。時間は長めの2時間です(歩きながら撮っていると2時間は瞬く間に過ぎていきます)。 機材はスナップ編と同じく、レンズはD FA★85mm1本でカメラはPENTAX K-1  Mark II、PENTAX MZ-L(モノクロフイルム)、PENTAX MZ-5(カラーネガフイルム)の3台体制です。私の場合、屋外ではフラッシュやレフ版はあまり使わないです。 次に事前にどんな写真を撮るかテーマを設定しておきます。撮影時間は長いようであっという間に過ぎます。その場で考え始めるとアドリブが弱いので今一つの結果になりがちです。 今回は明るいかわいい雰囲気ではなく、コロナ禍の閉塞感に抵抗するような、ちょっととがったイメージを想定しておきました。 服装はこざっぱりとした感じで、小道具としてマスクをお願いしておきます。 だいたい想定していたイメージと違う写真になったりしますが、深く考えていないので結果オーライな感じです。 今回は時間の都合上できなかったのですが、想定した写真のイメージでいけるか、1時間くらい早めに現場を下見をしておくことをお勧めます。 下見すると、事前にいい場所を見つけることができます。 撮影を始めると、ロケーションを歩きながらモデルさんが映える場所を探します。これはスナップ撮影に近いです。 光はその場にある光を使います。どんな光(点か面か、何色かなど)がどの向きからモデルさんにあたるかに注意を払っています。 今回は夜がメインなので、必然的に街灯を使うことになります。 撮影条件は開放f1.4のみ。K-1 MarkIIはAFを使いますが、フイルムカメラ2台はMFです。デジタルはRawで撮影してカメラ内現像で仕上げています。 フィルムはスキャナーで読み込んでいます。 また、商業施設の敷地内などでは撮影NGなこともあるので注意が必要です。当然、通行の方などの迷惑にならないように気を配るのも大切です。 <D FA★85とK-1 MarkII> 85mmという焦点距離はおのずとバストアップになりがちな気がします。また、ソーシャルディスタンスを取るにはばっちりです(笑)。 1枚目はとがった感じを出そうとにらんでもらいました。照明は上からのダウンライトで少し奥に下がってもらいました。固めのリバーサルフィルムで仕上げたんですが、ちょっときつすぎかもしれないですね。マスクのハートの赤が良いアクセントになっていると思います。 ふと風が吹いたのが2枚目で屋外ならではです。ちょっと柔らかく仕上げてみました。 マスクで表情が隠れると目がより強調される気がします。今回の発見でした。 ということで、次はマスクを取っていただきました。 さすがD FA★85mmですね。開放だと背景が良く溶けてます。街の明かりが印象的な模様になってます。マスクがないと雰囲気が大きく変わります。 1枚目は笑ってもらいました(想定テーマはいずこに、、、)。風がいい感じです。 2枚目は真上からの照明で顔に影ができてるのでシャドー補正かけてます。アンニュイな感じになりました。 <D FA★85とMZたち> デジタルとフイルムを撮り比べます。撮影はカメラ3台をを付け替えながらになるのですが、その間モデルさんに同じポーズのまま固まってもらうわけにもいきません。 ポーズがまちまちになりますがご容赦ください。 夜のポートレートをAFを使わず撮ったのは初めてなのですが、暗いとピント合わせが相当難しいですね。 絞り込みたいけど、シャッターも遅くなるのでできませんし、そもそもMZだと絞り込みができません。 右横からのフラットな光です。3枚撮ったのですがそれぞれ表情が違うこともあり、雰囲気が全然違います。 個人的には2枚目の写真は雰囲気が良くでたと思っています。 手前右下からの光です(2枚目は真横ですね)。3枚目のモノクロはピントがずれてますが、それがかえって印象的な雰囲気を醸していると思います。光源に顔を向けているのがいい感じです。 1枚目、2枚目は顔に影ができていて、教科書的には褒められないと思いますが、個人的にはそれもありかなと思ってます。 ちょっとテーマから離れたので、鉄道のガード下へ。ガード下はレンガが残っているのでいい背景になってくれます。 光源は手前の少し上からの街灯です。 デジタルはRaw展開する際に周辺光量補正をオフにしています。カスタムイメージは鮮やかにしてコントラストも少し上げています。 フイルムは両方ともピンボケ。Tシャツの白が際立ち、周辺光量落ちもあるフイルムの方が印象的になっています。しかし露出が同じに見えないですね(間違えたかな?)。 同じく鉄道ガード下で、背景をトラスにしてみました。よりとがった感じを狙っています。 光源は右上の街灯。個人的には3枚目のモノクロがお気に入りです。 車が通る時に面白い光具合になることもあったのですが、ばらつき防止のため撮りませんでした。 フイルムだとピンボケが結構あるのですが、それなりの雰囲気があるかなと思っています(負け惜しみではなく)。 しかしデジタルでピンボケだと多分その場で消している可能性が高く、実は少しピンボケの写真はなかなか撮れないのです。 <D FA★85とMZたち:失敗写真> もっとピンボケ且つぶれちゃった写真があります。 柱の下からの光と後ろからの光による柱の陰が面白く、距離を取って撮ったのですが、見事にピンボケとブレがでてます。 モデルさんをきれいに撮る写真としては失格ですが、個人的にはそれなりの雰囲気を持つ写真になった思うので捨てずに取っておきます。 、、、とは言え、ピントが合い、ブレの無い写真だったらもっとよかったかもと思うと残念です。 1枚1枚丁寧に撮っていたつもりでしたが、まだまだダメということですね。もし次の機会があればリベンジしたいと思います。 フィルム2種類とデジタルで撮ったのですが、それぞれ良い点があり、どちらかがダメという感じになっていません。好みに合わせて使い分けるのが良いと思います。 デジタルだときれいに失敗無く撮れますが、フイルムの独特な雰囲気は捨てがたく腕を上げねばと思う次第です。 今回の撮影ではこの素晴らしいレンズのポテンシャルを引き出せていないと思います。解像もボケもすごいですが、それ以外の魅力がこのレンズにはありそうです。 使いこめば使い込むほど新しい発見がある、するめのようなレンズです。 カメラによっても違ってくると思います。カスタムイメージは同じでもセンサーの大きさが変わってくれば、撮れる写真も変わってくると思います。 KPでも使ってみたいし、開発中のあの一眼レフでも使ってみたいです。フイルムカメラだったらリバーサルを使うとどんな描写をするか。 そんなことを考えるとまた撮りに行きたくなります。 今回の取り比べで気が付いたのですが、デジタルだとPCで画像チェックしている時についつい等倍に拡大してしまいます。 しかしフイルムだとピントがそこそこあっている写真でも、そこまで大きくしませんでした。 写したい写真は何だったんだろうと、考えるきっかけをフイルムは与えてくれた気がします。 ところで、前回紹介した写真ですが、デジタルとフイルムで並べてみます。 ということで、前回ご紹介した写真はデジタルでした。フイルムの画像も色を追い込めばこのサイズではデジタルと大きな差異はないと思います。 背景が違いますが微妙に立ち位置が変わった事、ラチチュードがネガフイルムの方が広い事が影響してそうです。 最後に、前回の記事でお約束したオフショットです(今回の撮影ではなくスタジオで撮影した時の写真で恐縮です)。 レンズはD FA85★ではなく、とあるオールドレンズです。 モデル:ひむみな ひむみなさんのインスタは>>こちら しかし、スナップ撮影は楽しいですが、ポートレート撮影も楽しいですね。 前回の記事もですが、今回の記事を読んでいただいた方に、このレンズを使っての楽しみが伝わるとよいなと思います。 D FA★85mmはいいな、写真を撮りたくなったと思われた方は「参考になった」ボタンを押していただけると嬉しいです。 また、こちらでPENTAXの魅力をご紹介できればと思います。

   
 
 

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