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2021.01.26 | ケイタのやってみよう

第16回『続・ご近所でお散歩写真』ケイタのやってみようシリーズ

緊急事態宣言が発令されたこともあり、予定を変更してご近所でお散歩写真の続編をお送りします。 ステイホームで鈍った体をほぐすため。思い切り撮影に出かけられない憂さを晴らすために改めてご近所で撮影しようという第2弾です。今回は夕方前の西の空に注目しました。 オススメは標準レンズ オススメのレンズは標準レンズ。私はsmc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limitedを使いました。カメラはフルサイズのPENTAX K-1 Mark II。ポイントはコンパクトな標準レンズを使った動きやすいシステムでアングルの選びで変化を作ることです。前回紹介した広角レンズより動く必要があります。 冬の寒さと澄んだ空気を求めて少し離れた団地まで 今回は自分の家の最寄りの駅から2駅離れた団地からスタート。そこから撮影しながら徒歩で帰ってきました。公共交通機関を使った移動ですが、15時ぐらいであれば比較的車内も空いていました。それでも公共交通機関に抵抗を感じる場合は歩きのコースを選んでください。 西の空を見るのは太陽に向かって歩く感じ、冬の寒さは澄んだ空気を作りやすくいつも以上に太陽が眩しく感じた。   太陽がある西側を向いて撮影すると逆光になるのでコントラストが強くなってモノクロのかっこよさが上がる。   太陽が背中から照らす東を向くとちょっとコントラストが弱い。この日は雲が面白くそれなりに絵になった(笑)。 肩肘を張らずのどかな空気を感じながら撮影する ご近所散歩撮影のコツは肩肘を張らないことです。絶景のようなみんなを驚かせる風景を狙うのではなく、何気ない日常の片隅にレンズを向けてください。団地から撮影を初めたのも団地の中や周りには程よくひらけた空間があるからです。 人物を入れるときも少し離れたところから周りの雰囲気の中に溶け込ませるような感じでまとめるとのんびり撮影できる。   更地になった場所から雲の広がりを狙った。少し下がると広がりを強調できる。   人物を狙っているときも人がいなければまた違うものを狙うし、その次の空と雲ももっとポイントになる鳥が来るまで。そんな欲は持たず、ありのままのタイミングを活かすのがお散歩写真の趣旨にはあっています。 ポイントとバランスを意識する そうはいっても何を撮ればいいか悩むのはいつものことです。これはご近所でも同じです。さらに見慣れたご近所ではたとえ夕方というドラマチックになりやすい条件でも被写体が見つからないことが多いと思います。そんなときは少し近づいてポイント絞ります。広い風景もバランスを変えると見え方が変わります。   桜の枝についた蕾を狙った。この時期から少しづつ力をためて春の満開に備えた準備が始まっている。そんな力を少し分けてもらう気分でレンズを向けた。   最後は夕焼け。夕焼けはカラーでは?空気が澄んでいるときはそれほど焼けないことがあるのでモノクロでもそれなりの雰囲気がでる。今回の電車の線路のようにポイントになる被写体を絡めるのが大切。   最後に見慣れた風景をちょっと特別な風景に変えるポイントをひとつ。今回のように標準レンズを使うと画角を使った変化は作りづらいですが、自分が動いただけの変化は作りやすいはずです。 桜の枝もピントを合わせた蕾の位置を真ん中から少しずらしたり、一番手前よりひとつ奥の蕾を狙うだけで変化がつきます。最後の線路も実はしゃがんだ状態から撮っているので空の広がりが強くなっています。 こんな変化を自分の動きで作ることは、視点を変えるという写真を撮るときの基本につながります。さらになまった体を動かすエクセサイズにもなります。 ご近所でカメラ1台にコンパクトな標準レンズ1本でふらっとお散歩がてらの気分転換のような撮影を楽しんでください。   次回は、『雨の日は撮影にでかけよう』です。   『ケイタのやってみようシリーズ』のその他の記事は>>こちら

読む 続・知れば知るほどPENTAX
2021.01.22 | 開発情報

New APS-C“K-3 Mark III”に込めた想い 第9回(若代)

Product Stories of New APS-C “K-3 Mark III” Vol.9 (Wakashiro) PENTAX一眼レフカメラの商品企画を担当しております若代です。 PENTAX K-3 Mark IIIの露出制御用の機能についてご紹介致します。 プログラム自動露出で、露出の設定をカメラ任せにして被写体との距離や構図に集中して撮影する時も多くありますが、自分で見た映像から想像力を働かせ、撮影者がシャッター速度や絞り値をコントロールして撮影するのも一眼レフの醍醐味です。 PENTAXは1991年発売のZ-1でハイパープログラムを新たに搭載するなど、露出制御において独創的な機能を開発してきましたが、K-3 Mark IIIでは約30年ぶりにハイパープログラムの基本動作を再設計するなど、撮影者が創造力を駆使し撮影意図をより伝えやすくするように開発を行いました。 ハイパープログラムは、プログラム自動露出(Pモード)を選択している時に、前電子ダイヤルを回せばシャッター優先自動露出(Tvモード)に、後電子ダイヤルを回せば絞り優先自動露出(Avモード)へと切り替わり、モードダイヤルで切り替えることなく瞬時に好みの自動露出で撮影でき、グリーンボタンを押せばいつでもPモードにリセットできる機能です。 Pモードでスナップ撮影中に、動きのある被写体に出会った時に瞬時にTvモードにしたり、瞬時にAvモードにして被写界深度をコントロールしたい時に便利です。 K-3 Mark IIIでは、TvモードとAvモードを前後電子ダイヤルで簡単に切り替える事ができる従来のタイプをSTANDARDとして残しつつ、新たにADVANCEDを加えました。Pモードから、前電子ダイヤルだけを回している間はTvモード、後電子ダイヤルだけを回している間はAvモードですが、更にもう一方のダイヤルを回すとシャッター&絞り優先自動露出(TAvモード)へと切り替わる点で異なります。TAvモードは、シャッター速度と絞り値を設定するとISO感度をカメラが自動的に選択するPENTAX独自の露出モードですが、ISO感度の選択域が大きく広がったからこそTAvモードのメリットが大きく、絞った上で高速シャッターにするなど被写界深度と動感を自在にコントロールでき、撮影者の創造力をより自由に発揮できるようになっています。ISO感度を固定すればMモードにもすることができ、モードダイヤルを変更することなくPモードからMモードまで移行することも可能です。 露出を決める要素は、シャッター速度・絞り値とISO感度ですが、フィルム時代には使用するフィルムを交換するまでは固定されていたISO感度も、デジタルではカメラで1枚ごとにでも変更できるようになりました。PENTAXでは、露出モードにTAvモードや感度優先自動露出(Svモード)を搭載するなど、ISO感度をシャッター速度・絞り値と同列に扱うようにしてきました。 シャッター速度と絞り値を前後の電子ダイヤルで操作するのに対して、PENTAX K-1以前の機種では、ISO感度はボタンを押してからダイヤルで変更する操作が基本でしたが、K-1では、前後の電子ダイヤルに加え第3のダイヤルを設け、露出の3要素の1つであるISO感度を含めて直接ダイヤルで制御できるようにしました。更に、ISO感度はオートに任せて露出補正を頻繁に使用する場合には、ダイヤルを露出補正に変更することもできるようにしています。これが第3のダイヤルの機能をカスタマイズできるようにしたスマートファンクションが生まれた大きな背景です。 K-3 Mark IIIでは、スマートファンクションに「E-Dial」という機能を新たに搭載し、第3のダイヤルをISO感度か露出補正どちらにするか露出モードごとに選択できるようにして、モードダイヤルを変更した時に自動的に切り替わるようにしました。これにより、マニュアル露出(Mモード)ではISO感度にして3ダイヤルで露出の3要素を切り替え、プログラム自動露出(Pモード)では露出補正として用いる、といったことを、露出モードを変更した時にスマートファンクションの機能を切り替えることなくできるようにしました。 露出制御の機能は、実際に使ってみて頂き、更には使いこなして頂いて初めて価値が生まれるものであり、カメラの進化として分かりにくい部分だと思いますが、写真が好きだからカメラを造るPENTAXは、数値では測れない領域にまでこだわり、ユーザー目線でカメラの使いやすさを追求していきます。 K-3 Mark IIIに関するその他の情報発信については >>こちら

   
 
 

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