よく晴れた日の午後に、「K-3 Mark III」と「HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR」と「smc PENTAX-DA 50mmF1.8」をカメラバッグに入れ、海に向かう電車に乗りました。ガタゴトと揺られて到着したのは江ノ電の鎌倉高校前駅です。今日はここから江ノ島方面に向けてブラブラとペンタビしてみましょう。冬が近づくにつれて空気が澄んできたので、夕方は富士山のステキな姿を撮ることができるかもしれません。

 


駅を出ると多くの人たちがカメラやスマホを構えていました。そう、とあるコミックで有名になったスポットだからです。電車が通るたびにシャッターを切っていました。自分もちょっと離れた道端からHD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WRのテレ端で撮影しました。K-3 Mark IIIの高速連写性能は頼りになりますね。

 


江ノ電を撮ったあと、七里ヶ浜に下りてみました。この日はもの凄く風が強く、砂つぶてが顔や手に当たり痛いくらいでした。それなのに遠くには砂浜に座り込む男性がひとり。月を見ながら何を考えているのか気になってしまいました。

 


江ノ島方面に向けて砂を踏みしめて進みます。波しぶきと砂つぶてからカメラをカバーしながら、風にあおられながら歩いている状態です。K-3 Mark IIIとHD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WRの防滴構造なら安心ですが、レンズ前玉や接眼部が汚れると撮影に影響するので注意したいところです。どこから来たのでしょうか、浜には流木が漂着していましたよ。

 


とても撮影どころではないので、風を避けて腰越漁港の手前から内陸に入ることにしました。江ノ電の踏切で警報器を撮りましたが、今のそれはこんなデザインになっているのですね。知りませんでした。

 


この界隈は江ノ電に沿ってちょっとレトロな建物が残っているのがいいですね。自転車に乗った人が颯爽と通り過ぎて行きました。K-3 Mark IIIでちょうどフレームの真ん中に来るようにシャッターボタンを押しましたが、レスポンスよくバッチリを写すことができました。

 


江ノ電が見えるカフェで小休止することにしました。レンズを交換したかったのです。この日のような強風下、しかも海岸ではセンサーにダストが付きかねません。コーヒーをいただきながらsmc PENTAX-DA 50mmF1.8にレンズ交換しました。これから夕方はコレ1本で撮るつもりです。マグカップを写しましたがボケがキレイだと思いませんか?

 


レンズを交換して再び江ノ島方面へ。途中、古い江ノ電車両がビルトインされたもなか屋さんでお饅頭を買い、お店の人にいろいろと昔の話しを聞きながら写真を撮らせてもらいました。お饅頭、美味しかったです!

 


路地を抜けて強風が吹き荒れる海に出ました。先ほどより何だか風の勢いが増したような気がします。ビーチを一望する建物と空き地を囲うフェンスの落書きが印象的でした。

 


境川を越えて片瀬漁港方面に進みます。片瀬橋から見る岸壁には白波が打ち付けています。作業をする人も大変そうです。その様子をsmc PENTAX-DA 50mmF1.8でキャプチャーしました。

 


夕陽撮影の定番スポット、西浜海岸特設ステージに着きました。いやあ、ここも飛沫と砂粒が容赦なく襲いかかってきます。空では海上自衛隊の哨戒機「P-1」が訓練飛行をしていますね。
強い風のおかげで富士山の姿はバッチリ!空がいい色になるまで待ってみましょうか。

 


夕陽待ちの人は壁の裏側に隠れるか、丸くなって座り込むかの二択という感じです。そんな状態でも太陽は刻々と動き、風景は確実に色合いを変化させていきます。ときおりK-3 Mark IIIをジャケットから出してシャッターを切り続けます。

 


ステージから浜に下りて、イヌの散歩や夕陽を見に来た人たちを撮り歩きます。地元の人はこれくらいの風はへっちゃらのようですね。smc PENTAX-DA 50mmF1.8はちょっとレトロでいい雰囲気の描写でとても気に入りました。やや淡い色合いと絞り開放域でのソフトな写りがいいですね。
気がつくとK-3 Mark IIIの軍艦部や、自分の耳の中、ジャケットのポケットの中が砂だらけでした。もうちょっと撮ってからブロアーで砂を吹き飛ばして帰るとしましょうか。

 

〔こちらの記事でご紹介した製品の情報はこちら〕

>>PENTAX K-3 Mark III製品ページ

>>HD PENTAX-DA 20-40mmF2.8-4ED Limited DC WR製品ページ

>>smc PENTAX-DA 50mmF1.8製品ページ