梅雨が明け、暑い日が続いています。快晴は撮影にはうれしいのですが、気温がとても高いと外へ出ることを考えてしまいますね。でも今年の夏は一度きり!と思い立って、風があって比較的過ごしやすい日に、「PENTAX K-3 Mark III」と「smc PENTAX-FA31mmF1.8AL Limited」を持って出撃しました。
目指したのは東京都葛飾区にある水元公園です。広くて水辺をずっと歩けるので快適な撮影が楽しめましたよ。外出時には帽子を被って、水を携行して行きましょうね。


金町駅からバスに揺られること約15分。水元公園最寄りのバス停に到着しました。近くにある「しばられ地蔵」を見てから公園に足を踏み入れました。雲が少しあるもののいい天気!日なたはとても暑いですね。


この水元公園は小合溜(こあいだめ)と呼ばれる東京都と埼玉県の間にあるため池を中心とした広大な公園です。園内には水と緑が多く存在していて撮影散策にピッタリの場所となっています。猛暑でもメタセコイヤの森に入ればご覧のとおり涼をとることができます。


野鳥を観察できるバードサンクチュアリもあり、カワセミやサギなどを見ることができました。今回は「smc PENTAX-FA31mmF1.8AL Limited」1本だったので、観察する窓からその様子をパシャリ。


浅瀬に架かる木道を歩きます。トンボやチョウ、水生昆虫がたくさんいて観察のし甲斐がありますね。地元の子どもたちと一緒になってオタマジャクシを探してしまいました。


水際にはおおくのハスが生い茂っています。大きなつぼみに「smc PENTAX-FA31mmF1.8AL Limited」で迫りました。いい色合いとボケ感ですね。これからきっと見事な花を咲かせることでしょう。


なるべく木陰を選んで園内を歩きます。水辺から吹く涼しい風と、木立のヒンヤリとした空気は、35℃近い気温を忘れさせてくれます。ふと見上げると木の幹にセミの抜け殻が。もうそろそろ8月ですねえ。


東京都側から埼玉県側に移りました。公園という雰囲気から水路沿いの細道といった風景に変わります。住宅や自動車修理工場などの裏側を歩く感じです。ちょっと歩くだけでガラリと景色が変わるのが面白いですね。金網に軍手が干してありました。「smc PENTAX-FA31mmF1.8AL Limited」の絞り開放でシャッターを切ってボケを楽しみます。


青い空と白い雲。そして緑の葉。今回のカスタムイメージは「鮮やか」です。実にいい色合いですね!夏にピッタリ。


埼玉県側を通過してもうちょっとで東京都側です。そろそろこの水元公園一周も終わりですね。日が傾きはじめ、気温がわずかに下がってきたのを感じます。


水辺ではタナゴ釣りをしている男性がいました。独特の短い竿を使っているのですぐ分かりますね。木陰には乗って来たマウンテンバイクが停まっています。ちゃんとヘルメットも被っているようですね。果たして釣果はどうでしょうか?


東京都側ではオニバスがたくさん咲いていました。カメラを持った写真愛好家の方がたくさんいましたね。「夕方のハス」を撮るのでしょうか。さて自分は喉を潤しに一杯やりにいこうと思います!
グルリと10キロ近く水元公園界隈を歩きましたが、涼風と木陰とで快適な撮影を楽しむことができました。まだまだ暑い日が続くと思いますが、熱対策を十分にして撮影に臨んでくださいね。