そろそろ鬱陶しい梅雨のシーズンがやってきます。写真を撮りに行っても傘が邪魔でなかなか思うような撮影ができないですよね。なので今のうちに晴れた日には積極的にブラブラと撮影に行くことにしています。
今回は「PENTAX K-3 Mark III」に「Limited」シリーズの「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」を装着して、東京郊外の日野市にある高幡不動界隈をペンタビしてきました。ペンタキシアンとの出会いもあって、楽しいひとときを過ごすことができましたよ。


高幡不動は金剛寺というお寺の通称です。関東三大不動尊のひとつとされ、高幡不動尊とも呼ばれており、京王電鉄と多摩都市モノレールの高幡不動駅に近くて、近隣から多くの人々が参拝に訪れる名所です。
駅から短い参道を歩き、仁王門をくぐると土方歳三の像が出迎えてくれます。金剛寺は彼の菩提寺だったのです。なお今回カスタムイメージは「リバーサル」を選んで撮っています。


境内には彼や新選組にまつわる史跡や、シンボルとも言える五重塔、不動堂、大日堂などがあります。大日堂には有名な鳴り龍天井があるのでぜひ訪れることをオススメします(有料、撮影禁止)。実に見事でした。
五重塔の向こうにはうっすらと月が見えましたよ。


今回使用したレンズ「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」が持つ味のある表現力が気に入っています。被写体との自然な距離感もいいですし、明るいのでさまざまなシチュエーションで活躍してくれるレンズだと思います。またパンケーキレンズかと思ってしまうほどの薄さも魅力でしょう。


前回はたくさんの招き猫を撮りましたが、今回はお稲荷さんです。稲荷社には奉納されたたくさんの狐たちがこちらに視線を送っていましたよ。


ここの魅力は「四季の道」と呼ばれる散策道があることです。その名のとおり、一年を通してさまざまな植物を見ることができます。
土を踏みしめながら丘を登ります。何気ない森の光景に「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」を向けましたが、このレンズのメリハリある描写はとてもいいですね。ボケもステキじゃないですか?


四季の道はあじさいの名所としても知られています。6月1日から7月初旬まで「あじさいまつり」が開かれ、約200種類以上、7500株の山あじさいが咲き誇ります。今回はわずかですが咲いているあじさいを見つけて撮ることができました。カスタムイメージの「リバーサル」で美しい色合いを出すことができましたよ。


高幡不動での撮影を終えて、休憩がてらすぐ横にあるお洒落なカフェに入りました。その「カフェネロ」(https://www.instagram.com/caffenero_theoutdoor_tokyo/)でカウンターに「K-3 Mark III」を置いて飲み物を注文すると、スタッフの方が「ペンタックスですね!」と声をかけてくれました。うれしくなっていろいろと話していると「三井さんですか?」と。自分の写真や記事をいつもご覧になっているとのこと。いやはや恐縮です。
このお店はカフェですが、アウトドアグッズや山道具のショップも併設されており(https://www.instagram.com/theoutdoorstorenero/)きっとペンタビの読者なら気に入るはずです。高幡不動を訪れた際には立ち寄ってみてください。
オーナーの大竹さんとスタッフさん、お客さんでヨガのインストラクターの方をお店の前で撮らせてもらいました。いい笑顔ですね!2台の「K-3 Mark III」が素晴らしいです。


店内にはフライタイイングのギアや、ウルトラライトハイキングのバックパックなど興味深いモノがたくさんおいてありました。そのどれもがセンスよくて、ずっと見入ってしまうほどです。


オーナーの大竹さんや皆さんとは、フライフィッシング、登山、写真、サッカーなどの話しで盛り上がりました。もちろん写真やペンタックスの話しも!ボクの「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」を見て「フィンガーポイントいいですねえ」とおっしゃっていました。大竹さんはHDではない43mm Limitedをお使いでした。


ちょっと休憩、のつもりがだいぶ長居してしまいました。とても楽しい空間だったのでまた再訪したいと思っています。その時はよろしくお願いいたします!
お店をあとにして浅川に出ました。日が長くなって写真を撮れる時間が延びてうれしいですね。梅雨になる前に存分に晴れの日を味わっておきましょう。でも雨の日に高幡不動を訪れてあじさいを撮るのもいいかもしれませんね。またペンタビしに来ようかな。