ひどく暑かった夏も終わり、ようやく秋がやってきそうです。とはいっても異常気象の昨今ですので、まだまだ暑い日がありそうですね。しかし、そろそろ「カスタムイメージ Special Edition」の「九秋(KYUSHU)」を試したくなる頃合いというわけで、少し涼しそうな武蔵野・国分寺界隈の水辺をペンタビしてみましょう。「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」を装着した「K-3 Mark III」を肩から提げて歩いてみましたよ。
まずは国分寺駅からほど近い場所にある「殿ヶ谷戸庭園」を訪れました。この庭園は武蔵野の崖線をうまく利用した高低差がある「回遊式林泉庭園」です。湧水のある池から明るい芝生広場など、水と緑に親しめる有料の庭園で、のんびりとカメラ片手に歩くのにぴったりの施設になっています。木漏れ日の中、秋っぽいシーンを探しながら「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」を木々に向けて歩きます。
とはいえまだ夏が終わったばかり。なかなかそれらしき被写体は見つかりません。トボトボと小さな森の中を歩いているとトカゲがチョロチョロと登場しました。「K-3 Mark III」の高速なオートフォーカスでその一瞬を捉えることができました。
モミジを見つけました。今回はすべて「九秋(KYUSHU)」で撮影していますが、葉が青々としていますね(笑)。こういう場合は紅葉が始まったときの備えてのロケハン、という感じでブラブラしましょう。
湧水と次郞弁天池を見てから一番高い場所にある紅葉亭で休憩しました。この時分から晴れて気温が上がり、まるで夏が戻ってきたかのような暑さになってしまいました。なので風が通る心地よいこの場所でのんびりしていきましょうか。
その後、ぐるりと園内を一周して次の場所に移動することにしました。入り口には伐採した木々を積んだトレーラーがありましたが、そのユニークな姿に「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」を向けてシャッターを切りました。
駅前から坂を下って野川に出ました。このあたりまで来ると源流に近いのでその流れは細くなっています。小さな公園にはいにしえの様子を解説する絵が掲げられていました。昔は農耕馬などで田畑を耕していたようですね。
ホタルもいるようで、そのエサとなる「カワニナを取らないで!」という看板がありましたよ。
「お鷹の道」に出て進みます。細〜い水路沿いを歩くと、ハグロトンボやカナヘビなどさまざまな生き物に出会いました。暑くなったので、日本茶カフェに入って冷たい玉露で喉を潤します。そのあとは蔵や資料館などを見学しました。
お鷹の道にある「真姿の池湧水群」の水は実に清らかです。手を入れてみましたがヒンヤリとしていて気持ちいい!秋になって赤い落ち葉が流れる時期は実に絵になりそうですね。
横にある農家には野菜の無人販売所がありました。どれどれ、ちょっと買って帰りましょうかね。「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」の絞り開放は優しい描写でいいですねえ。
ちょっと足を伸ばして「武蔵国分寺」を見学して、再びせせらぎ沿いを歩いて帰りましょうかね。また本格的な秋に訪れるときの下見を兼ねて、ゆっくりとペンタビして行きましょう。
この界隈は駅からも近いので、気軽に武蔵野の雰囲気を味わえるのでオススメです。涼しくなったらセーターでも着込んでまた来ようと思います。