※この記事は、ペンタックス(PENTAX by RICOH IMAGING)Facebookページからの転載です。

こんにちは、ラリーです。今年はPENTAXの起源から100年目にあたる記念すべき年ですが、さすがに100年前はカメラもつくっていなかったし、自分もまだ生まれてないし何かピンとこないなぁと思ってしまった夏休み。それならもう少し小刻みに歴史を辿ってみようかと思い、一眼レフ誕生後の1959年~2009年まで、10年おきにどんな一眼レフを発売していたかを調べてみました。

まずは直近の10年前、2009年に発売したのは、まだ記憶に新しい「PENTAX K-7」です。初のKシリーズ一桁機として登場し、K-7で採用した100%視野率のファインダーやマグネシウム合金採用の堅牢なボディなどは、現行モデルにもしっかりと引き継がれていますし、まだまだ現役でご愛用いただいている方も多いのではないかと思います。

PENTAX K-7

次に1999年に発売、今年で20歳を迎えるのはフィルム一眼レフの「PENTAX MZ-7」です。カメラが最適と判断した撮影モードを自動選択し、選ばれたモードアイコンが光るオートピクチャープログラムを搭載、「光っておまかせ、MZ-7」のキャッチフレーズでテレビCMも放映していたこのカメラ、実はなかなかのヒット作でした。

PENTAX MZ-7

そこからさらにさかのぼって1989年に発売したのは「PENTAX P30N」です。既にAF一眼レフの「PENTAX SFX」が前年に発売されていましたが、マニュアルフォーカス、手動巻き上げのシンプルな普及モデルとしてかなりリーズナブルな価格設定(SFXの半額以下!)のモデルでした。

PENTAX P30N

 

1979年には、今なおファンの方が多い「PENTAX ME Super」と、MEの普及タイプにあたる「PENTAX MV1」、さらに110フィルム用一眼レフカメラ「アサヒペンタックスAUTO 110」を発売しています。

PENTAX ME Super

PENTAX MV1

アサヒペンタックスAUTO 110

そして1969年(50年前)には、中判一眼レフカメラの超ロングセラーモデルとなった「アサヒペンタックス 6×7」の初代モデルを発売し、1959年にはM42スクリューマウントの一眼レフ「アサヒペンタックス S2」を発売しました。

アサヒペンタックス S2

ここまで読んで、あれ、LXは?60周年モデルでしょ??と思ったスルドイあなた、「PENTAX LX」は確かに旭光学創立60周年を記念してLX(ローマ数字の60)と名付けられたアニバーサリーモデルですが、実際に発売したのは1980年6月だったので、10年ずつさかのぼった今回のセレクトだと出てこないのでした!