2025年最初の「ペンタビ」はとてもいい天気でした。一月のクリアな日差しを浴びながら、昼前にのんびりと家を出て、電車に乗って北千住に向かいます。ふだんあまり行かない方面ですが、今年はより積極的にさまざまな場所に行くことにしました。きっと興味深い発見や、楽しい出会いがあることでしょう。
今回のカメラはもちろん「K-3 Mark III」。装着したレンズは「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」です。絞り開放での柔らかな描写が気に入っている一本です。パンケーキレンズのようなたたずまいもカッコいいですよね。
北千住駅からブラブラと歩き始めます。結構な人出で駅前は賑わっていました。それではまだ早い時間ですが、飲み屋街に入っていきましょう。以前から気になっていた店はもちろんまだやっていませんでした。
あちこちに「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」を向けながら歩いていると、「何の酒が飲みたいんだよ〜?」などと大きな声で話している若者の集団が通り過ぎていきました。さすが北千住!昼間から開いているせんべろにどんどんと人が吸い込まれていきました。
昼呑みの誘惑から逃れて、線路沿いを進みます。Googleマップで見ると、大踏切通りから弧を描くように東武伊勢崎線が通っているのが分かりますが、その内側を歩いて行きます。途中には予約困難な豆腐料理店や、味わいのある建物がありました。今回の「カスタムイメージ」は「銀残し」です。ローキーかつハイコントラストな写りはこの界隈に似合いますね。
線路の下には横断用のトンネルがありました。しかし地上高が「1.6m」!かがまないと通ることができないですね。
そのまま線路沿いを進み、墨堤通りを越えました。今度は京成本線のガード沿いを歩いて行きます。ガードの先は工事中が多く入ることができません。面白そうな景色がありそうでしたが仕方ありませんね。
千住汐入大橋の横から隅田川に出ました。千住大川端公園の階段ではドバトが日なたぼっこしています。日差しがあって風がなければ寒さをそんなに感じないですね。自分もベンチに腰掛けてちょっとボーッとすることにしましょう。
ボーッとしているとクロスバイクに乗ってきた男性がスマートフォンで写真を撮り始めました。そういえば「K-3 Mark III」と「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」の組み合わせは実に軽快ですね。これならばポタリングでも問題なさそうなサイズ感です。何よりも「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」のパンケーキレンズかと思ってしまう薄さが気に入っています。換算焦点距離も66mm相当で自分には使いやすいです。
さてさらに歩を進めることにしましょう。川沿いに立つ防波堤のようなマンション群を通り過ぎて、下流方面に歩いて行きます。
荒川と接続する水路を過ぎ、浅草がだいぶ近づいてきました。川沿いには造船所があったり、昭和っぽい雰囲気の建物が点在していて、ペンタビにはピッタリの界隈だと思いました。しかし、新しいマンションがどんどんと増えてきているので、こんな景色が見られるのも今のうちかもしれませんね。
水神大橋を渡って対岸に出ました。ここまで来ると東京スカイツリーが、横位置でいっぱいになるほどの大きさで撮れる距離になります。川面では屋形船が増え始めました。そろそろ夕方クルーズの準備でしょうか?
このまま下流方面に進んでもいいのですが、また次回訪れるときのために取っておくことにしました。
「K-3 Mark III」と「HD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited」は軽量コンパクトだし、写りもいいし本当にいいですね。皆さんもぜひこの組み合わせでペンタビしてみてください。