>>これまでのお話

彩度をゼロにしたものと、モノトーン各種を比べてみると小さな違いがいくつも見つかります。奥の黄色の滑り台が分かりやすいでしょうか。
モノクロフィルムで赤や黄のフィルターが愛用されていたのが分かります。青は…まるで反転しているかのような印象すらありますね。
現代ではわざわざ彩度を下げただけの画像を用意しないといけないくらいにはモノトーンのような「知覚的」なモノクロが一般的になっていて、普段は気にすることもありません。でも知っておくときっと何かの役に立ちます。

冬は街のコントラストが低いという話ですが、そもそも空が青いのは粒子によってレイリー散乱が起きているからで、冬は粒子が少ないから青もそんなに濃くならず、反射を受ける地面も彩度が低い…のかなと考えています。

夏にまた同じところで写真を撮ってきます!

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