※この記事は、ペンタックス(PENTAX by RICOH IMAGING)Facebookページからの転載です。

こんにちは、ラリーです。今回のお題は、PENTAX一眼レフで一番製品寿命が長かった製品についてです。

1機種でとなるとやはりLX(1980年~2001年)が21年間ものロングセラーで1位になるのですが、実はそれを大きく上回る製品が存在していました。
既にお気づきの方もいらっしゃるでしょうが、そのご長寿機種とはそう、ペンタックス67です。

1969年に誕生した67は、当初アサヒペンタックス6×7という名称でしたが、1976年にミラーアップ機構が追加されアサヒペンタックス6×7(ミラーアップ付き)となり、1989年には製品名から×がとれてペンタックス67という名称になり、外観デザインも更新されました。

ただ、細かい名称の変更よりも、一貫してバケペン(35ミリ一眼レフと比べてお化けのように大きなペンタックスの意)という愛称で記憶されている方も多いのではないでしょうか?

プロアマ問わず多くの方々にご愛用いただいた67でしたが、1998年に29年間におよんだ長い長い使命を終え、後継機種のペンタックス67IIにその座を明け渡しました。今では67IIも終了していますので、さすがに撮影地で67の姿を見かけることはかなり減りました。

それでもたま~に見つけると、今なお大事に使っていただけていることと、持ち運びされているその体力(!)に心の中で拍手を送っています。そしてK-1と24-70/2.8、70-200/2.8のWズームセットで音を上げそうな自分を「まだまだ甘い!」と戒めるのでした。