製品:PENTAX K-3 Mark III ボディキット ブラック、レンズ:smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR

総合評価 星4つ

価格がK-3IIに比べて高額になったので、しばらく経ってから購入を検討しようかと考えていたが、ネット上のレビューを見ているうちに実機を操作したい気持ちが高まり、予約購入に至った。結果として、ファインダー、操作性、画質など、K-3IIからの大幅な進化を実感しており、購入して良かったと満足している。まだ、大半の機能を使いこなせていないが、これから使い込んで徐々に覚えていきたい。

製品コンセプト 星4つ

ミラーレス全盛の現在において、あえてファインダーにこだわった一眼レフをPENTAXブランドで製品化してくれたことに感謝し、6年待った甲斐があったと実感している。長年のPENTAXユーザーとしては、APS-Cの一眼レフとして正常な進化を果たしてくれたことに満足している。

光学ファインダー 星5つ

K-3IIと比較すると、明るくて大きくてピントの山がつかみやすい。ファインダー内に表示される情報が多く、アイコンの内容を覚えるのに少し時間がかかるが、ファインダー内に必要な情報が網羅されているのが良い。また、合焦した位置が赤く光るのもわかりやすい。

画質 星5つ

リアルレゾリューションを作動させた場合とさせない場合を比較しても、違いがわからないくらい基本画質が向上している。ISO感度が向上したので、薄暗い状況でも十分な画質が得られる。

動体性能 星4つ

測距点が増えたことと精度向上により合焦速度が速くなり、ピント合わせを迷うことが少なくなった。今までは、連写機能を使う機会はほとんどなかったが、連写機能の向上を体感したので、これからは積極的に使っていきたい。

操作性 星4つ

シャッターボタンはクリック感のないリーフスイッチになってK-3IIよりも使いやすくなった。測距点レバーは少し強めに倒さないと反応しないので最初は戸惑ったが、慣れれば使いやすい。スマートファンクションは、まだ使いこなせていなく、どのように設定すれば自分にとって使いやすくなるか思案中である。

デザイン 星5つ

K-3IIと比べて、ペンタ部が強調されたデザインとなり、より一眼レフらしくなった。重量は少し重くなったが、本体が薄くなるなど全体のバランスが良くなり締まった印象を受ける。PENTAXのロゴが大きくなったが、個人的には、もう少し控えめでも良かったように思う。