総合評価
様子見するつもりだったが、各種サイトの記事を見て写真を撮ることが楽しくなるカメラに進化したと確信し、予約して発売日に購入することになった。実際手にして、期待通りの満足度である。
製品コンセプト
ミラーレスカメラ全盛のなか、APS-Cサイズの一眼レフに最新の機能を盛り込んだところに最大限の評価をしたい。
光学ファインダー
明るく広いファインダーは評判通り、ピント合わせが楽しくなる。オールドレンズを使うのが楽しく、持ち出す機会も増えた。Mレンズ(M50 F1.7とM28 F3.5)を2本所持しているが、もう1本(M135 F3.5)をオークションで入手してしまった。
画質
KPでも十分高画質だったが、文句なく高画質である。特にネイチャーに強いPENTAXのこってりとした森の緑、青い空の発色が好みであるがもちろん健在である。カスタムイメージも健在、PCでRAW現像しなくても本体で出来るのもよい。
動体性能
広いAFエリア、十分な早さがあると思う。今まではAF-Sで置きピンで撮ることが多かったが、動体性能が大幅に改善したと聞くので、鉄道写真などにもチャレンジしたい。
操作性
縦スクロールとタッチパネルでのメニューは使いやすくなった。オールドレンズを使う際、焦点距離だけでなくF値を記憶できるのはうれしい機能追加である。もっと細かくF1.7やF3.5も入力できればなお良い。
デザイン
高性能なプリズムが入っているペンタ部が主張しすぎていないところが良い。それでいて変に丸くない、カメラらしい造形が格好良い。また黒しか選べないカメラが多い中で、シルバーを選べるのがとても良い。Limitedレンズとの組み合わせをコーディネートするのも楽しい。
その他ご意見や、ご購入を検討されている方へのアドバイス
自分は一眼レフ6年のアマチュア初心者だが、写真が撮ることが楽しくなるカメラだ。初心者では躊躇する高性能なカメラだが、上達するにはどんどん持ち出して多く撮影した方がよいと思うので是非お勧めしたい。