まずはK-3MarkⅢの開発や販売に携わった全ての方に感謝の気持ちを伝えたいです。本格的な撮影はこれからじっくり楽しんで行きますが、私としてはとても良いカメラだと思います。ただひとつだけ少し残念に思ったのが、内臓のフラッシュが無かった事です。K-3MarkⅡで無くなったのは知っていたのですが、付いているといざっていう時にあると便利なのでそこだけ残念でした。外付けフラッシュのAF540FGZを持っているのでそちらを活用したいと思います。

PENTAX から新フラグシップモデルが開発中のメールマガジンや記事を読んでいてずっと興味はありましたが、K-3MarkⅢの名前が発表になった時はとても興奮したのを覚えています。K-3を発売当時からずっと使っていて、このまま使い続けようか悩んだ所はあるのですが長い年月を経てパワーアップしたK-3MarkⅢを使ってみたいと思い購入を決めました。

大きく見やすくなったファインダーはピント合わせがしやすく、モニターに鼻が当たりにくいように少しせり出しているので、オプションの拡大アイカップ（O-ME53）を使わなくてもいいくらいなのですが、K-3で使用していた物をそのまま継続して使用できたので、さらに拡大されてピント合わせやファインダー内の情報も見やすくて使いやすくなったと思いました。

K-3MarkⅢが届いた日に画質や性能を比べようと思ってK-3MarkⅢとK-3を両方持って近所の河原に出かけました。同じレンズを付け替えたりしながら撮影を楽しんだのですが画質については非の打ち所が無く、期待に応えていると思いました。

河原にセキレイが飛んだり休んだりしていたので連射モードで撮影してみました。秒間１２枚の高速シャッターは思ったよりも早く、軽く２～３枚撮ろうと思っても５～６枚の撮影になる感じで、飛んでいくセキレイも流し撮りでも置きピンしなくてもある程度自動で合わせてくれている感じでした。まだ撮影枚数が少ないので少し練習すれば素早い動物でも綺麗に撮影できると思います。

まだ使い始めたばかりですが、K-3と同じような部分は感覚的に使えます。 ボタン配置が変わった部分やユーザーがカスタムしていける部分はこれから撮影に合わせてじっくり考えていきたいと思っています。そこも楽しみのひとつですよね。

もともとK-3のデザインが気に入って購入したので、しっかりとK-3の良い部分を残しつつも、さらに使いやすさや機能性を持たせた洗練されたデザインになっていると思います。