総合評価
とにかく素晴らしいカメラだなという感想。鳥を撮る人のために作ってくれたの?とも言いたくなります。もう前のカメラには戻れません。
製品コンセプト
カメラを構えて、半押しでピントを捉えてシャッターを切る。それだけの事ですが、今までのPENTAXに無いほどの綺麗なファインダー、心地よい合焦、軽いシャッター、そして美しい液晶。撮る楽しさはこのカメラに詰まっていると思います。
光学ファインダー
今まで鳥を追いかけている時はカメラの取り回しのせいでファインダーの半分くらいはちゃんと確認できず、感覚で撮っていた節がありますが、この視野率の広さのお陰で自分の目でしっかりと生の被写体を確認できます。
画質
撮影した写真の画質についてはk3-2と大きくは変わらないと思いますが、高いISO感度におけるノイズの少なさには驚愕するものがあります。また、液晶がすごく見やすくなっているので、その場の写真で満足しにくいというのが唯一の欠点かもしれません(笑
動体性能
まず今まで飛び物を撮る時、カメラを向けてピントが全く合わないのが80%、ピントが合っても大体は見失っていました。それがセレクトエリア拡大(大体Mを使っています)で、半分以上はピントが来るようになりましたし、一度ピントが合えばちゃんと追ってくれます。ここが1番の進化だと思います。
操作性
握りやすさは従来通り、ボタンの配置はk3-2より良くなったと思います。アナログスティックと親指AFをどう両立しようかと模索もしましたが、半押しAFで事足りるようになってしまったので問題なしです。親指の指先で絞りの調整、第一関節でアナログスティックを弄っています(笑
デザイン
私は大好きですが、かなり物々しいため(値段的にも)初心者にはなかなか薦めにくいというのが難点です。
その他ご意見や、ご購入を検討されている方へのアドバイス
PENTAXで鳥を撮りたい方は絶対に買うべきです。