総合評価
カメラの楽しみを改めて感じられる一台になっていると思いました。触って、見て、撮る。これがカメラの醍醐味の1つと思いますし、ファインダーを除けば写真の中に没頭できる。そして、出来た写真で喜びを覚える。スマホやミラーレスがあるからこそ、このk-3markⅢの良さが理解できることもあると感じました。
製品コンセプト
手にした時、思ったことはカメラだ、、と言うことでした。ここまで真剣に一眼レフカメラを作っていただきありがとうございます。
光学ファインダー
ピントの山!!!見えます見えます!!自分は乱視なのですがその像がズレているがフォーカスなのが、自分の目なのかはっきりとわかる視野調整がここまでしやすいファインダーあった事ありません。
画質
PENTAXらしい色合いはこの機体も変わらず出してくれます。そして今回はシャープさが際立ちます。鳥の羽や花のしわの線がはっきりと見えてズームしても違和感なく立体のある描写をしてくれます。
動体性能
これほんとにPENTAXのカメラか!??と思います。レビューとしてどうかと思いますが、今までKPを使用してきて、デザインと出てくる絵が好きで使っていましたがAFでは迷うこともあり、MFで使うことも多々ありました。今回そんな事なく、被写体が変えた時食いついてきてくれます。PENTAXユーザーだとわかる一瞬待ってから撮る動作の短さに驚きを隠せません。
操作性
まだ、ボタンの配置は手に馴染んでいませんが、PENTAXのカメラをお持ちの方はすぐに慣れると思います。ボタンも1つ1つしっかりと押せます。 そして言わずもがな、グリップ!!! 是非店頭で触っていただきたい!!K-1を持った時に印象はデカい、、けど持ちやすいと感じました。今回は違和感がないんです。個人的な意見でしかありませんが、指の位置が自ずと決まる感じです。質感といい、引っ掛かり具合、虜になりますね。
デザイン
一眼レフカメラとしては、スッキリとラインがはっきりしていて纏まった印象を受けました。横顔にこだわりを多く感じました。ペンタ部分のライン、ボタンの配置、そしてデジタル一眼レフカメラと感じられる存在感、所有欲がくすぐられます。