※この記事は、ペンタックス(PENTAX by RICOH IMAGING)Facebookページからの転載です。

こんにちは、ももしすです。PENTAXのカメラには様々な機能があり、それぞれ独自の使い方があり、名称が付けられています。ところがそれらを、複数のお客さんが同じ勘違い・同じ間違いをすることがあります。ここでは、そんな PENTAX間違いあるある をご紹介します。

アストロトレーサー

何度か取り上げた話なので、「あぁ、またいつものネタね。」と思われる方も多いと思います。でも、それだけ多くの方が勘違いしているのです。
カメラ内のイメージセンサーを天体の動きに合わせて動かし、長時間露光で星を写し止める簡易天体追尾「機能」の名前を「アストロトレーサー」と呼んでいます。けっして、PENTAX KP や K-70 の頭に乗っけるGPSユニットのことではありません。GPSユニットの役割は、アストロトレーサーを精確に作動させるために、位置情報と方位情報をカメラボディに提供することなのです。
また、この機能については言い間違いも多く、かなりの率で「アストロレーサー」と言われてしまいます。「アストロトレーサー」は、星・天体を意味する「アストロ」と、追跡する者を意味する「トレーサー」を合成した造語で、天体を追跡(追尾)する者という意味を持たせています。英文字で表す場合は「Astro Tracer」でも「Astrotracer」でもなく、全部大文字で間を開けずに「ASTROTRACER」と表します。(←ちょっと大人の事情)
ちなみに「アストロレーサー」は、スイスの腕時計メーカー・ゾディアックのクロノグラフ時計の製品名です。

ダストリムーバブル

イメージセンサー上のゴミ・ホコリをふるい落とす機能を、「ダストリムーバル」と呼んでいます。「ダスト(ホコリ)」を「リムーバル(除去)」するからなのですが、「ダストリムーバブル」と口にする方のなんと多いこと。「リムーバブルディスク」などで馴染みのある「リムーバブル」がついつい口をついて出てしまうのだと思います。
お客さんと話していて「ダストリムーバブル」発言が飛び出したときは、あくまでさりげなく正しい名称で言い直したりするわけですが、一度勘違いした人はそんな言い直しなど聞いちゃいません。その後も延々と「リムーバブル」発言を聞かされる羽目になります。

ペンタックスのサービスセンターに「ペン」を持ってくる

いま新宿センタービルに入っている「リコーイメージングスクエア新宿」が、新宿三井ビルで「ペンタックスフォーラム」の名称で営業していた頃の話なので、ちょっと・・・いや、かなり前の話。
当時、どういうわけか1~2ヶ月にお1人程度の割合で、オリンパスの「ペン」を修理に持ち込まれる方がいらっしゃいました。その間違いの原因が、「ペンタックス」の「ペン」の部分が被っているからなのか、小型のカメラを作っている会社という共通点なのかは分かりません。いずれにせよ他社のカメラの修理は出来ないのでオリンパスのサービスセンターをご案内するわけですが、問題はその場所です。
今はオリンパスのサービスセンターは道路を挟んで隣のビルに入っているので、間違って来られても、単なる笑い話で済みます。しかし、当時のオリンパスのサービスセンターは、新宿東口の駅から歩いて10分以上の場所にありました。つまり、新宿西口の駅から歩いて10分程度の場所にある新宿三井ビルとは、新宿駅を挟んでまるっきり反対の場所だったのです。すでに新宿駅から10分かけて歩いてこられた方にそれを伝えるのは、かなり酷な話でした。
最近は、キヤノンのユーザーさんがスクエア新宿にときどき漂着します。原因はハッキリしていて、去年の年末まであった新宿のサービスセンターが移転してしまったからなのです。その場合、スクエア新宿には間違って来られたわけではなく、探しても探しても目的のサービスセンターがないので、藁をもつかむ気持ちで同業他社のサービスセンターに転がり込むようです。笑。(当人にとっては笑い話ではない)

PENTAX KP J limited の受注期間は終了

PENTAX KP J limited が受注販売なのは間違っていませんが、まだまだどんどん受け付けています!
受注期間は終了して、もう手に入らない的に思われている方が意外にいらっしゃるので、きちんと訂正しておきますね。
PENTAX KP J limited は、基本的にKPが生産されている間は注文を受け付けます!!