こんにちは、ジョニーです。

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が解除され、県をまたぐ移動などの制限はあるものの、家の近くであればマスクをつけて、三密を避けるなどの対策をしていれば少しは出歩けるようになってきました。

長い自粛期間によって、ココロもカラダも弱ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
しっかりと予防をした上で、近所を歩いてカラダを鍛えつつ、写真を撮ってココロの疲労も解消して行きましょう。

ただし、急に100%の力を発揮しようとすると危険です。社内でも久しぶりに階段を昇ったらいつもの階段でつまづいた、という話をちらほら聞きますので、ケガや事故に気を付けて徐々に慣らして行きましょう。

撮影のための準備

みなさんそれぞれのスタイルに合わせた準備をしていただければいいと思いますが、最初から大三元のレンズが全部収まるような全身全霊のカメラバックで出かけるのではなく、お散歩のついでに、くらいの気持ちではじめましょう(笑)

私の場合は朝のランニングのついでに写真を撮るので、最小限の構成として、PENTAX KP(以下、KP)とHD PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited(以下、40mm Ltd.)を用意しました。

40mm Ltd.のレンズキャップはねじ込み式のため、撮影までに時間がかかります。正直、足を止めて撮影する時間は出来るだけ縮めたいです。

どうしようか考えている時、たまたま机の上にあったHD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limited(以下、21mm Ltd.)のレンズキャップが、レンズフードを外した40mm Ltd.にはまりました。深さが足りないので不安な面はありますが、カメラバックのインナーで押さえつけるつもりなので21mm Ltd.のレンズキャップで代用することにしました。(常日頃から使用するレンズキャップとしては落とす危険があるので気を付けましょう。)

KPと40mm Ltd.

21mm Ltd.のレンズキャップを装着

カメラとレンズは決めましたが、ランニング中にどう持つかが次の課題です。

家にはKPと40mm Ltd.が都合よく隙間がないように収まるようなカメラバックはありませんし、ランニング中にカメラが鞄の中で動いてしまってはランニングどころではありません。かといって、カメラを片手に持ったまま走るわけにもいきません。

ちょうどいいものが無いのなら作ればいいじゃないか!ということで家にあるものを活用して自作することにしました。

 

カメラバックのインナーで包む

カメラの保護とレンズキャップの外れ防止のために、カメラバックのインナーを使用して全体を包みます。

カメラバッグのインナーを閉じた様子

カメラバッグのインナーを開いた様子

 

カバン内で動かないように隙間を埋める

家にあった小さめのカバンを見繕ってきました。それでもそのままカバンに入れると深さ方向の隙間が大きく、ランニング中に鞄の中で上下方向に動いてしまいます。

カメラバッグのインナー(緑の部分)より上が空いたスペースでカメラが上下してしまいます

そこで、隙間をぷちぷち(エアーパッキン)で埋めて、カメラが動かないようにします。ここでレンズ用のイージーラッパー O-CC179-Lを活用しました。
イージーラッパーですが、商品説明に「表地と裏地を重ねるとくっつく特殊素材により、APS-Cサイズ一眼レフカメラやレンズ、その他アクセサリー類などを包むことができるクロスです。」とあるように、生地の表と裏がくっついて中のものを包んでくれるものです。私は普段、任天堂 Switchを包むのに使用しています。

このイージーラッパーでぷちぷちを包みます。

ぷちぷちとイージーラッパー

イージーラッパーで包み終わったもの

カバンの底の方にイージーラッパーを詰めました。これで鞄の隙間が埋まり、カメラが鞄の中でしっかり固定されます。

ぷちぷちで上げ底していない場合

ぷちぷちで上げ底した場合(オレンジの下にぷちぷちが入っています)

ぶれないカバンの背負い方

あと重要なのがカバンの背負い方です。斜め掛けだけではカバンが動いてしまうので、もう一方にも着脱しやすいストラップを斜めに取り付けて完成です。
お腹がきつくないように、ストラップの長さは調整しましょう。

三点止めすることでランニング中にもしっかり固定できます

家にあったものを組み合わせたので見栄えは悪いですが、ランニング中にもほとんどぶれることなく、効果は抜群でした。

ウォーキングの方は首からストラップでカメラを提げて行けるのでこのような手間は必要ありませんね。

ご近所フォト

PENTAX(RICOH)としては3月の頭から在宅勤務が基本となりました。
ちょうど同時期から勤務先が休業になってしまった妻と共に、健康のために毎朝のランニングを始めました。
緊急事態宣言が発令された後は、ランニング用のフェイスガードを着用することで感染防止に配慮しつつ、ランニングを続けてきました。

朝の5時台ともなるとすれ違う人も少なく、気温もそこまで上がっていないので活動しやすいですが、5月にもなると日が当たっていると暑く感じ、ランニング中の汗の量が増えてきます。感染予防と同時に、熱中症の対策も気を付けなければいけません。

この日(5月最後の週末)は湿度が高く、空気が霞んでいましたが、AM 5:30の時点で太陽が高い位置まで昇っていました。
3月は6時の時点で水平線から太陽が出てくるか出てこないかくらいの位置だったのが懐かしいです。そして、暑いわけです…

カスタムイメージ 風景
ホワイトバランス マルチパターンオートWB

 

普段走っているときは気にしないいつもの風景ですが、朝日が当たっている風景は気になりだすと止まって撮影したくなます。結局この日は止まっては撮影、を繰り返していてあまりランニングに集中できませんでした。

カスタムイメージ 風景
ホワイトバランス マルチパターンオートWB

 

ランニングコースには猫が多く出没するポイントがあります。
この日も期待しながら走っていたところ、2匹の猫と遭遇しました。

猫ともソーシャルディスタンス(フィジカルディスタンスの方があっているかな)を気にして撮影させてもらいます。気分良く寝ていて欲しいので、ゆっくりある程度の距離まで近づいて撮影して、後からトリミングをしています。木村琢磨さんの記事(記事はこちら)で猫と目線を合わせて撮影する、と学んだので私もしゃがんで猫の目線での撮影を実践してみました。

テーブルの上で居眠りする猫

カスタムイメージ ナチュラル
ホワイトバランス マルチパターンオートWB

 

 

猫も朝日がまぶしそうです

カスタムイメージ ナチュラル
ホワイトバランス オート

 

私は早起きが嫌いです。出来ることならいつまでも布団で寝ていたいです。それでも眠たい目をこすり、お布団とお別れをして朝のランニングをしています。

猫たちも眠そうな顔をしていたり、顔を洗っていたり、朝の表情をしていました。
眠いけど散歩に出たり、日向ぼっこをしたり、そのまま外で寝入ってしまったり、早起きは苦手なんでしょうかね。

 

花もちらほら咲いています。これからはアジサイの時期ですね。日の当たっている場所では色づいて見ごろとなっている花もありましたが、日が当たりにくい場所のアジサイはまだこれからでしょうか。

日当たりの良い歩道に咲いているアジサイ

カスタムイメージ 鮮やか
ホワイトバランス オート

 

歩道脇の鉢植えのパンジー

カスタムイメージ 雅(MIYABI)
ホワイトバランス CTE

 

色づき始めたアジサイ

カスタムイメージ 鮮やか
ホワイトバランス オート

 

これから色づくアジサイ、きっと周りのアジサイと同じできれいな青色になるでしょう

カスタムイメージ ナチュラル
ホワイトバランス CTE

 

そういえばアジサイって何年も成長し続けるんですね。お隣のアジサイが私の身長を超えて成長しており、来年の開花も楽しみです。

最後に

新型コロナウィルスはまだまだ予断を許さない状況ですが、しっかりとした予防対策を行ったうえで、これまで家の中だけで我慢していたところを、ご近所まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

スーパーでのお買い物と同じで、大人数で活動しない、マスクなどで予防する、三密を避ける、など気を付けるべき点はしっかり気を付けて、ご近所フォトを楽しみましょう。

近所には撮影するものがない、という方もいるでしょう。私もそんな一人でした。
記事中に掲載しているアジサイの時期も終わってしまいましたが、、その他にも今の時期の花や景色があると思います。

いろいろ気にしながら歩いてみることで、ご近所でも新しい発見に出会えるのではないでしょうか。