こんにちは。ポロンです。
今回はリコーイメージングフォトコンテスト2020の審査をしていただく写真家の大和田良氏と林和美氏から皆さんへのメッセージを改めてご紹介します。

大和田 良氏からのメッセージ

大和田 良
プロフィール
1978 年宮城県生まれ。東京工芸大学芸術学部写真学科卒業、同大学院メディアアート専攻修了。2005 年、スイスエリゼ美術館による「ReGeneration. 50 Photographers of Tomorrow」に選出され、以降国内外で作品を多数発表。代表作に盆栽をテーマにした「FORM」、ワインの色を捉えた「Wine collection」など。2011 年日本写真協会新人賞受賞。著書に『prism』(青幻舎)、『LIVE HOUSE, TOKYO』(kesa publishing)、『五百羅漢』(天恩山五百羅漢寺)等。東京工芸大学芸術学部非常勤講師。

 

新型コロナウイルスの影響によって、撮りたい場所に撮影に行けず、会いたい人にも会うことができない困難な日々の中、みなさんは写真とどのように向き合ったでしょうか。

全く撮影などする気にならなかったという方もいるでしょうし、生活範囲の中で日々の些細な光の違いに目を向けたという方もいるでしょう。
変化する社会の中で移り変わる自らの心のありようは、写真のセレクトや編集にも少なからず関わってくるでしょう。

みなさんそれぞれがどう取り組んだのかが、まさに今年の「写真」だと言えます。写真は自分を映す鏡となり、社会を眺める窓にもなります。
みなさんの目と感性を通じて眺める世界はどのようなものか。

多様な光景を眺める機会としても、たくさんの作品を拝見するのを楽しみにしています。

 

林 和美氏からのメッセージ

林 和美
プロフィール
フォトライフ・プランナー、写真家、ギャラリー・NADAR主宰、リコーフォトアカデミー講師。三重県生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、広告代理店、フォトエィジェンシー勤務を経て現在に至る。写真集「ゆびさき」「装幀写真」著書「写真生活手帖」「写真生活手帖〜実践編」「女性のためのカメラレッスン」「まっくらレストランへ、ようこそ」

 

フォトコンテストへの応募は、作品に優劣をつけてもらう事ではなく、新しい自分の可能性への扉をノックするということだと思います。知らない世界の扉をノックするのはとても勇気のいることですよね。

でも勇気を出してノックして扉を開ければ必ず新しい世界が広がっています。どうか扉の向こうのまだ感じたことのない光やにおいを感じに来てください。

あなたの作品はあなたが思っているより凄いかもしれない。でも、誰にも見せなければわかりません。まだ一度もコンテストに応募したことのない方も大歓迎です。

 

大和田さん、林さん、温かいメッセージありがとうございました。

新型コロナウイルスの影響で、私たちの生活様式は大きく変わりました。様々な変化に対応するなかで私たち自身も変化し、その変化は写真に表れているかもしれません。
変化は、今まで気づかなかった自分の別の一面の表れだったりするかもしれませんね。
変化がもたらした新たな視点で捉えた作品を応募してみませんか。もちろん、変わらぬ自分を表現した作品も大歓迎です!!

応募は930日までです。皆さまからのご応募お待ちしています!

応募方法など詳しくはこちらをご覧ください。

 

リコーイメージングフォトコンテスト 2020

皆さまからのご応募おまちしています!