今回は PENTAX K-3 Mark III Monochrome のカスタムイメージ「ハード」のお話です。

ハードだけでも強さはでますが、さらにデジタルフィルター「ハイコントラスト」を使ってかなり激しい仕上げにしました。

カメラとレンズ

カメラ:PENTAX K-3 Mark III Monochrome
レンズ:HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited

デジタルフィルター:ハイコントラストは4

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 条件によってはかなり激しく全体に黒くつぶれたような印象になる

今回はできるだけ激しい仕上がりにしたかったので、デジタルフィルターは4(デフォルトは3)にしました。しかし、ちょっとやりすぎ感が強くなっています。

ハードの設定で微調整

ハードのデフォルトの設定からキーとコントラストをひとつづつ下げて微調整をしました。ハイコントラストを強い設定にしたのは HD PENTAX-DA 15mmF4ED AL Limited(以下 HD15Ltd)の広さに負けないようにするためです。

デフォルト 変更後
キー -4 -3
コントラスト 4 3

 

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 最初のデフォルト設定の写真と比べると地面の様子が少しでている

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 正面のビルと空の一部は黒つぶれしているが気にしないというのがポイント

絞り優先 F5.6 露出補正 +0.3EV シャドーの黒つぶれとハイライトの白とびはかなり顕著なのが狙い

設定を微調整しても条件によっては黒つぶれと白とびは残ります。これがなくなると今回の激しい強さもなくなるので、それを活かすような絵作りをしてください。HD15Ltd は画角が広いのであとで写真を見ると思っていた以上に散漫になっていることがあります。今回の設定はそれを強さで補う狙いがあります。

強い日差しがベター

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 曇天でも強いメリハリはでても激しさが弱いので狙いと違ってくる

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 強い日差しがあった方が極端に白と黒だけになる。その白と黒のバランスで形を作るイメージで、画面の手前に黒が入ると引き締まった印象が強くなる

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 公園の砂の雰囲気は少し出ている。画面の上下を4:6ぐらいで白と黒で分けたイメージで、白を強調するために手前から白くなる場所を選んだ

黒つぶれや白とびはいけない。そんなネガティブな発想にとらわれていると不安になるので、強いシャドーやハイライトを思い切り使うイメージを持ってください。そのためにも日差しが強くなる夏にオススメです。

片隅がかっこよくなる

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 街の片隅で見つけたお店の看板も強いコントラストで印象が変わる

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 片隅の駐車場も強い陰影で何かありそうな雰囲気になる

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV かっこよくするポイントは影の入れ方。黒い影を大胆に使うとかっこよさが上がる

強い日差しがあっているのは上の写真でも書いたように強い影がかっこよさのポイントになるからです。ここまで激しい設定なので影がどのぐらい潰れるかなどは気にせず、はじめからその強さを使うと割り切ってください。

影が広がりを抑えてくれる

絞り優先 F5.6 露出補正 0EV 黒い影の部分が多くなることで小さな白い傘が目立っている

前回紹介した「ソフトで行こう」に比べると撮影条件などは限られますが、実は露出補正はほとんど使っていません。絞りもF5.6に固定していて、ISO感度もオートです。大切なのは大胆さです。この白い傘を画面の中で小さく捉えるのもそんな一例です。この夏この設定で新しい発見をしてみませんか?

まとめ

今回の設定は広角レンズがあっています。特に広いほうが良いのは、大胆な使い方がしやすいからです。片隅がかっこよくなるで紹介した写真は水平が少しずれています。そんな使い方もこの激しい設定と HD15Ltd の組み合わせにあっています。

 

次回は、Gold に誘われて です。