皆さんこんにちは。リコーフォトアカデミー事務局、ペンタックスリコーファミリークラブ兼、PENTAXフォトコンテスト2023事務局のAndyです。
昨年度はたくさんの独創的で素敵な作品と出会うことが出来ました。改めて皆さまご応募ありがとうございました。そして今年も8月21日(月)より募集開始をしています。グランプリからU25奨励賞まで全12作品を選定、グランプリには20万円(もしくは24万円相当のリコーイメージングストアクーポン)をご用意。入賞作品はPENTAXクラブハウスの「フォトウォール」に展示をします。
審査員には写真にまつわる幅広い活躍の場を持ち、昨年度のゼミナールを始めリコーフォトアカデミーの様々な講座でも活躍いただいている、写真家のこばやしかをるさんを迎えました。今回はこばやしかをるさんから応募を考えている皆さんにメッセージをいただいているのでご紹介します。
審査員からのメッセージ
こばやしかをる
東京都北区出身
1996年フォトスクールにて撮影基礎を学んだ後、2001年デジタル写真プリント黎明期にデータ制作を現場で習得。商品・製品企画、フォトギャラリー、写真教室アシスタントなどを経て講師に。撮影・プリント指導を行う他、展示・イベント企画、執筆、プロデュースまで、写真に関する幅広い活躍の場を持つ。カメラ・写真雑誌、WEBへの寄稿などライターとしても活動中。IPA2021ファインアート部門入選 リコーフォトアカデミー講師
これまで従事してきた写真の仕事を通じて、商業写真、営業写真、写真家作品、コンシューマー写真まで、幅広く多くの写真と接する機会がありました。さらに、WEB、SNSというデジタルメディアが加わり、日々の中で写真を目にしない日はないという環境です。そうした中で目に留まる写真には、必ず「力」があります。
一瞬にして写真に引き込まれる「力」とは、Strongやpower、impactという意味だけではなく、被写体の持つ生命力、人間力、撮影者としての表現力、想像力、そして、意欲、視線、観点、関係性。さらには、見せたい、伝えたい、大切にしたい。そうした思いや気持ちの強さもその一つです。反面で、素直さや優しさも「力」に通じるものでしょう。
コンテストでは、直接撮影された際のお話をうかがうことができません。故に、独りよがりではないという点も大きな選考ポイントになります。タイトルも大切に考えてください。言葉から受ける印象は心に残るものです。いろいろな要素が絡み合い、客観視したときに、立ち止まり、足を止めてその場で何度も見たくなる。そんな「力」に引き込まれてみたいと思っています。
私自身も審査員として、数々の写真に触れながら学びの姿勢で審査させていただきます。 |
いかがでしたでしょうか。本コンテストは応募締め切りが12月17日(日)までと期間を長めに設定しています。どこか心の片隅にこのメッセージを思い浮かべながら、じっくりと時間を掛けて「力」のある作品に取り組み、納得のいく作品をぜひご応募ください。(応募後の取り消しや差し替えは出来ませんのでご注意ください)
皆さんの力作に出会えるのを私も楽しみにしています。