PENTAX道場終了のお知らせ
2019年9月19日にPENTAX officialサイトを立ち上げ、10月から最初のお題への挑戦受付を開始した『PENTAX道場』も、早いものでスタートから丸3年の月日が経過しようとしております。
これまで多くの方に挑戦をいただき、何度「門前払い」をくらってもめげずに挑戦を繰り返してくださる常連の挑戦者さまが現れたこともうれしい限りです。それ以外にも、「見る専」で師範の講評を参考にしていただける読者の方々にも支えられPENTAX道場を運営してまいりました。
また、PENTAX道場の看板を背負い挑戦者をバッタバッタとなぎ倒し、ときには「免許皆伝」を授け道場を盛り上げてくださった歴代師範の皆さまにも感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな『PENTAX道場』ですが、唐突ながら「2022年9月のお題」を最後に終了をすることとなりました。
小林 義明 風景・ネイチャー道場の最後のお題は『雲のある景色』です。
(PENTAX official編集部)
(受付終了)9月のお題は『雲のある景色』
どんなところにいても、空を見上げるといろいろな表情が広がっている。とくに空を流れる雲はさまざまな形や色合いを見せてくれて、二度と同じ姿はないと言っていいだろう。ぼーっと眺めているだけでも楽しい雲の姿だけれど、この雲を主役に景色を撮影してみよう。朝焼け、夕焼けはきれいだけれど、色の迫力だけになってしまうことも多いので、今回のテーマからは省かせて欲しい。あなたが見つけた何気ない雲の表情を捉えてみよう。
9月のお題『雲のある景色』
(受付終了)4月のお題は『足もとの春』
暖かくなって植物が活動を始めると、足元から春は始まる。桜が咲くと視点は上に向いてしまうことが多くなるが、ちょっと意識を変えあらためて足元を見てみると、たくさんの春が身近なところに広がっていることに気づくだろう。
立派な桜を撮影したらそれで終わりにせず、視点を変えてもうひとつの春を探してみると面白い。作品をまとめる時にアクセントとなるワンカットとなるはずだ。
季節感を盛り込むことを忘れずに画面構成してみよう。
4月のお題『足もとの春』
(受付終了)5月のお題は『新緑の色』
芽吹きが始まり新緑が森を彩る頃には、毎日の変化が激しく目を離せない。淡い緑から日毎に色を濃く替えていく様子、木々の種類ごとに違う微妙な緑の色合いは豊かな森に囲まれた日本ならではの楽しみだ。このような新緑の色を美しく捉えてみよう。
色をうまく再現するには光の当たり方に気をつけることが大切だ。基本は光が当たっているところを狙うようにしよう。反射を抑えるC-PLフィルターも有効だね。
5月のお題『新緑の色』
(受付終了)6月のお題は『いのちの表情』
定番となった「いのち」シリーズのお題だ。身の回りで見られるいきものや植物など、よく見てみるといろいろな表情を見せてくれる。動物や鳥などは表情も分かりやすいけれど、虫だってよく見ていると表情があるよ。かわいいな、きれいだなと感じることがあったら、もう少しじっくりと観察して、そのいのちがどんな気持ちでいるのかとか、どんなことをしようとしているのかなどを考えて、それを表現するといい。私たちに何か伝えようとしているかのような見せ方になるよう、工夫してみよう。
6月のお題『いのちの表情』
(受付終了)7月のお題は『水滴』
気温差が大きくなる夏、まだ涼しい朝の草原にはたくさんの宝石が散りばめられている。植物の葉につく朝露だ。また、雨上がりにはいろいろなところに雫がついているだろう。
ちいさな被写体なのである程度クローズアップすることが必要になるけれど、光の当たり方やカメラポジションによっても見え方が大きく変化して面白い。ファインダーを覗きながらきれいに見えるカメラポジションを見つけるのがポイントだ。ちょっとした振動で水滴は落ちてしまうので、落ち着いて静かに撮影を進めよう。
7月のお題『水滴』
(受付終了)8月のお題は『木陰』
暑い夏は強い日差しを避けて木陰を歩きたくなるもの。写真撮影に光は大切だけれど、わざわざ暑いところで撮影せず、ちょっと涼みながら被写体を探してみるのもいいだろう。なので、今回のテーマは「木陰」だ。写真を見る人がホッとできるような木陰を写真で見せて欲しい。ポイントとしては、影をうまく利用することだ。シャドー部をどんなふうに再現するかで印象が変わってくるぞ。
8月のお題『木陰』