こんにちはOGAです。本日は5月27日開催の「PENTAX散歩スペシャル in 横須賀」のレポートをお伝えします。

今回は「PENTAX散歩スペシャル」という事で佐々木啓太先生をお招きしての開催です。佐々木先生と言えば「街角写真家」であり「モノクロ写真」のスペシャリストとしても有名です。当サイト「PENTAX official」にもいくつもの執筆記事を提供して頂いており、ボリュームのある作品と読み応えのある記事の内容が好評を博してます。「写真はモノクロに限る」が口癖の佐々木先生と歩く「PENTAX散歩」は、もちろん「モノクロ」撮影(カスタムイメージをモノトーン縛り)で臨みます。

初夏の横須賀を白黒で切りとる撮影会、開催の模様を参加者様が撮影された写真とともにお伝えしたいと思います。

講師プロフィール

佐々木啓太
1969年、兵庫県生まれ。高校を卒業後、写真専門学校に入学。貸スタジオ勤務、写真家のアシスタント生活を経て独立。「写真はモノクロに限る」が口癖だが、デジタルではカラーやデジタルエフェクトも活用しながら作品の幅を広げている。「街角写真家」として自身の作品発表の場として、毎年のように写真展を開催しながら、雑誌取材、カメラ雑誌の原稿執筆など、幅広く活躍中。 KeitaPage2(Facebookページ)

使用機材 & カスタムイメージ

今回の機材は「PENTAX K-1 Mark II」と「HD PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited」の組合せです。フルサイズ機に中望遠レンズの組合せは、人によっては少し狭く感じてしまうかもしれませんが、使いたいと要望も多くPENTAXユーザーにはお馴染みのセットです。

レンズの「HD PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited」は開放時の柔らかいボケ表現に定評があり、「PENTAX K-1 Mark II」との組み合わせで「カスタムイメージ Special Edition」の「春紅(HARUBENI)」が使えます。名前に「春」と入っていますがロケーションによって効果的だと判断できたら積極的に使ってもいいと思います。とはいえ今回のメインのカスタムイメージは、佐々木先生オススメの「モノトーン」です。

このカスタムイメージは名前のとおり、白黒やセピアなど「モノトーン」で階調豊かな表現を行い、コントラストや調色設定によって純黒調から、温黒調(ウォームトーン)、冷黒調(クールトーン)など、細かな印象変更が出来ます。さらに、8種類の「モノクロフィルター」の設定で「モノクロフィルム撮影」さながらの表現も楽しめます。

撮影会の様子

集合場所は汐入駅近くの「横須賀市産業交流プラザ」内の貸会議室、横須賀駅からも近くアクセスはとても良く、参加者様も迷うことなく集合が出来できた為、予定した集合時間には全員揃いスタートしました。始めにカメラの使い方と本日の設定、注意事項などをお伝えし撮影をスタートします。

誰よりも目立つのが佐々木先生です

しっかり機材の説明をします

まずは会場からヴェルニー公園に向かいます、天気の良い休日とはいえ、人が混みあっている事もなくゆったりした感じで移動できます。途中で見えた公園と海と艦船に横須賀まできた実感がわきます。会場を出たところで恒例の集合写真をパシャリ。

気持ちいい天気に恵まれました

会場出て設定を確認する参加者様

きめ細かい対応をしてくれる佐々木先生

移動中も被写体を探す参加者様

歩道橋を渡り公園に到着、汐入駅側から見て公園の一番奥(横須賀駅の方面)に見える艦船を目指し歩きます。

撮影者:よしお様 1/8000sec F2.5 ISO200 CI:モノトーン

撮影者:タケシ様 1/4000sec F1.8 ISO100 CI:モノトーン

撮影者:OGA 1/1000sec F5.6 ISO100 CI:モノトーン

撮影者:Nishimura 1/400sec F4.0 ISO200 CI:モノトーン

公園内にある植物や休憩をしていた猫を被写体に撮影しながら歩きました。参加者様も佐々木先生に積極的に撮り方を教わりながら撮影に向き合います。

撮影指導中の風景

公園を(汐入駅から見て)一番奥まで進むと横須賀駅に到着、どこか懐かしい駅の風景になんとも言えない安心感を感じます。近辺にも大きなトンネルや時代を感じさせるオブジェがあり被写体に富んでおり撮影に困る事はありません。

撮影者:Mu様 1/800sec F2.5 ISO200 CI:モノトーン

撮影者:M.ナカムラ様 1/4000sec F2.5 ISO200 CI:モノトーン

横須賀駅に寄ったあとヴェルニー公園方面に戻り、今度は海沿いを歩きながら最初の集合場所に向かうように歩きます。往路に比べて公園内にいる人も増えてきたようで、休日の公園をそれぞれ思い思いに過ごしているのがなんとも平和で、近くに艦船があるとは思えません。

撮影者:kazu様 1/6400sec F2.5 ISO200 CI:モノトーン

撮影者:OGA 1/6400sec F2.5 ISO200 CI:モノトーン

撮影者:Nishimura 1/500sec F5.0 ISO100 CI:モノトーン

2時間ほど撮り歩き最初の拠点に戻ります、参加者様にも特に体調不良等(暑い日は気を付けないと危ないです)もなく無事に撮影パートが終了。太陽の下で火照った体をクーラーで冷やします。

講評会の様子

拠点に戻り少し休憩した後、参加者様は講評会に提出する為の写真をセレクトし始める。PENTAX散歩スペシャルは講師をお呼びして最後に講評会で締めるのが毎回の流れです。慣れている人もそうでない人もこの瞬間は写真と向き合い真剣です。一人4-5枚の写真を提出してもらい、講評をはじめます。佐々木先生の鋭くも暖かい講評に盛り上がり場が進行、約1時間かけて講評会が終わりました。以上を持って「PENTAX散歩スペシャル」の全行程が終了しました。

今回ご参加の皆様、本当にありがとうございました。遠方からお越しいただいた方もおりますが、またどこかで一緒に撮影が出来たらいいなと思ってます。今後ともよろしくお願いいたします。

PENTAX散歩では各地域で開催を企画しております、実施の予定や詳細はPENTAX officialの>>イベント情報で公開しております。興味のある方はぜひチェックしてください。