PENTAXの起源から100年をお祝いする『PENTAXミーティング 100周年スペシャル』。
11月9日(土)に開催されたのは、いよいよ最後の会場となる福岡です。

福岡会場では、参加者はほとんどがワークショップに参加をされました。以下はそれぞれのワークショップの模様です。

佐々木啓太さんのワークショップ(博多駅前通り~キャナルシティ博多方面)

 

福岡は晴れ渡り絶好の撮影日和のなか、キャナルシティ博多から始まった佐々木啓太先生のワークショップは
今回もモノトーンしばりです。
撮影は、那珂川沿いから街中を通り、天神中央公園を抜け、赤煉瓦文化館までを歩きながら、各自さまざまな被写体に狙いをつけ撮影を楽しまれました。撮影に夢中になったためか、佐々木先生との距離が長くなり、はぐれかかる一幕も。
道々、佐々木先生に撮影した写真のアドバイスをいただいたり、先生の撮影した写真を見て参考にしたり、モニュメント撮影のお題をいただいて全員で撮影したり、2時間の撮影時間が短く感じられたのではないでしょうか。
また、講評会も先生の軽妙なトークに笑いつつ、少し厳しい指導には真剣に聞き入り、今後の写真撮影の向上につながるような内容となりました。

 

清家 道子さんのワークショップ(大濠公園)

 

朝の曇り空が嘘のような小春日和となった中、大濠公園から舞鶴公園にかけて、清家先生ご指導のもと、多重露出を使ったり、銀残しなどのカスタムイメージを使ったり、逆光を生かしたりしながら、木漏れ日、紅葉、コスモス、十月桜、石垣、睡蓮などの撮影を楽しみました。
講評会では、一人5枚ずつ提出した中から、清家先生によるベストショット選定が行われ、変わった視点の写真が選ばれていました。なかでも、参加者のリュックに偶然紅葉が貼り付いたところを撮った写真には、「反則」「ずるい」と、この日一番の高評価を得ていました。
最後は、清家先生がご自身の作例を紹介しながら、それぞれの写真の撮り方の解説をしてくださいました。

 

浜崎さわこさんのワークショップ(出来町公園)

 

集合場所でお待ちしていたところ、参加者の皆さまに余裕をもってお集まりいただけたため、少し早めに撮影をスタート。博多千年門から撮影を開始し、萬松山承天寺、東長寺(博多大仏)など、博多旧市街エリアの歴史ある寺社を撮り歩きました。
講評タイムはお一人あたり2枚ずつ。皆さん個性ある作品でした。浜崎先生に1枚1枚丁寧に講評をいただき、最後には撮影者の質問や相談を受け付ける時間も。日頃は飛行機や風景を撮る人もおられたため今日は撮影は勝手が違ったようですが、いつもと違ったシーンがかえって新鮮だったようです。

 

パーティー会場にて(コングラッツ 博多)

 

 

今回は会場スペースの都合により、入口脇のオープンテラスに「100周年記念動画来場者バージョン」用の撮影ブースを設置することとなりました。それが功を奏し、ワークショップ戻りの方に次々とご参加いただくことができたのです。



株式会社リコー社長の山下からのメッセージ。
「PENTAX」はその起源となった旭光学工業合資会社の誕生から100年を迎えるわけですが、実はリコーがカメラ製造を始めた当時の社名も「旭光学工業」。
実は旭光学工業合資会社がのちに名乗ることになった「旭光学工業」という社名は、リコーから無償で譲渡を受けたものなのでした。



リコーイメージング株式会社代表取締役社長の髙橋からも、PENTAXの起源から100周年を迎える感謝を伝えるとともに、「写真を通して皆様の趣味・人生がもっと豊かになるような、世界中の写真を愛する方、写真を趣味とする方に向けた、特徴あるカメラやサービスを提供し続けていきたい」、というメッセージを直接お届けしました。

 



乾杯の発声をいただいたのは、写真家の浜崎さわこさん。写真家の山岸 伸さんも福岡に駆け付け、会場を盛り上げてくださいました。

 

ここで皆さまにお詫びがございます。各会場のイベントレポートでことあるごとに広報:川内の司会者いじりを続けてしまいました、毎度身内ノリで申し訳ございません。反省しています。

 

さて、参考までにイベント初日の東京会場での川内の司会ぶりがわかる写真をご覧ください。

神妙な面持ちで、大事に、大事に言葉を紡いでいることが伝わってくるようです。

 

それでは、気を取り直して締めの福岡会場での広報:川内の様子をご覧ください。



…お分かりいただけますでしょうか。
「本業ではない」と言い続けながら最終的には小指を立たせ、大物司会者のような艶やかなオーラを放つ、司会の広報:川内でした。身内からも本当にお疲れ様でした。参加者の皆さまに幾ばくかの夢をお見せし、そしてまた彼も「夢に魅せられた」ようです。

 



前回の名古屋会場ではカメラ型ケーキに注目が集まりましたが、福岡会場では海苔巻きでご提供。注目すべきは、「カメラが…カメラが立った!」こと、おそらく史上初であろう“背面液晶の再生画面”を表現したお寿司であったことです。(当社調べ)

 



商品企画の若代から、先日開発発表を行ったAPS-Cサイズセンサーを搭載したKマウントデジタル一眼レフカメラの最上位モデルのご紹介です。超広角レンズで記録された写真のせいかカメラがとても小さく見えます、そこまでではありません。

 



各会場で盛り上がっていただいた、「レアアイテム争奪!PENTAXじゃんけん大会」。

 

ジャンケン大会の賞品のひとつは、ワークショップのスタッフが着用していた『PENTAXブルゾン』。

PENTAXブルゾン

 

福岡会場で勝ち取ったのはこちらの方々。

 

写真家の清家道子さん!大喜びで着用いただきました。

 

そして、ここまで(公式には)秘密にしてきたもうひとつの賞品がこちら。

PENTAX K-1 Mark II 100周年特製プリズム

100周年のレーザー彫刻が施されたプリズムです。



勝ち取った方の喜びが伝わってきます、我々もうれしいです。

そして、なんともう一人の勝者はまたしても写真家の清家道子さん!強運!!



しかしながら、清家さんの配慮により“一番遠方からこられた参加者”に権利を譲渡することとなりました。なんと韓国からのご参加でした!おめでとうございます。

 

その他、福岡の思い出

おや、この立派なレンズ群はもしかして…。(察し)



フルアーマーという言葉でしか言い表せない装備でイベントを訪れた方も。盛り上げていただきありがとうございます!

 



TKOの『J limited』コーナーには、いつの間にか大量のPENTAXが大集合。

 

100周年記念動画(来場者バージョン)

すでに東京、大阪、札幌、名古屋会場版をイベントレポートに掲載してきましたが、CP+2019のリコーイメージングブースのスクリーンで流していた『100周年記念ビデオ(来場者バージョン)』を福岡でも作成いたしました。

ぜひ以下から是非ご覧ください。

100周年記念動画:11月9日(土)来場者バージョン

 

記念撮影:11月9日(土)

おかげさまで100周年を迎え、それをお祝いするイベント開催を終えることができました。日頃からPENTAXを愛し、応援してくださっているファンの皆様、写真愛好家の皆様、本当にありがとうございます。

福岡会場にお越しいただいた皆様もありがとうございました、社員一同心よりお礼申し上げます。

 

参加者の皆さんの盛り上がりをご覧いただきた方は、ぜひTwitter等でハッシュタグ「#pentaxmeeting100」で検索願います。