K10D以来、代々今日のK-3IIに至までAPS-Cサイズのフラッグシップを使い続けている者として、長い間後継機が出なかったので気を揉んでいました。そんなペンタ党に期待を裏切らなかったメーカーに感謝すると共に、待ちに待ったKｰ3 Mark IIIを発売日に買い求めました。撮り鉄をメインに撮影している小生にとって、フォーカスフレームの拡大と測距点の増加、そして連写速度のアップ等は大きな武器となりそうです。正に待った甲斐がありました。

これまでのAPS-C機のKシリーズも、小型ボデイに堅牢性や高い防滴性を持ったフィールドカメラでしたが、新しいK-3 Mark IIIもそれらを継承してさらにハイスペックな性能と操作性の向上を求めて開発されたとあって、とてもよく出来たカメラと感じています。良き相棒になりそうです。

これまでのK-3シリーズに比べてクリアで広く明るい表示に満足しています。そのおかげで、マニュアルでのピント合わせも時も楽に感じます。又ファインダースクリーンの設定が数種類あって、撮影目的に応じて変更できるのがとても便利と思います。

通常撮影ではこれまでのK-3シリーズと余り変わらないように感じますが、露出が厳しい環境での高感度撮影では、数段に良くなっていると感じています。

連写速度が、K-3シリーズの8.3枚/秒から12枚/秒に数段アップしたので、撮り鉄をメインとしている小生にとっては、この上ない朗報となりました。これからは、新幹線等のハイスピードの被写体にも臆することなく挑めます。

これまでのK-3シリーズの操作系から変更されたので、最初はやや戸惑いが有りましたが、これらは使い慣れてくると解消が出来ると思っています。 又測距点レバーが新設されたので、フォーカスポイントの移動がこれまで以上に素早く出来る様になり助かります。

これまでのKシリーズのデザインも好きでしたが、今回はさらに精悍さが増したようで満足しています。