総合評価
目で像を追いながらまるで会話をしているかのようにシャッターを切っていける。小気味よく、そして心地よく。ちょと今までの機種とは違う感覚で撮っていける機種だと思います。
製品コンセプト
目で像を見てシャッターを押すことが楽しいと思えるカメラ。K-1改やKPなどいままで使ってきたカメラが悪いことはなく、楽しいのだが、これはK-1改ともKPとも違う。すっと構えてパシャリと撮る。このリズムが全然ちがう。小気味よくて、いつの間にか枚数をたくさん撮っている。ということも。これは、K1を使っていたときの、じっくり見て撮るとは違う。見ながら、更にテンポよく会話している感じ。撮っていて楽しい。そう思える。そんな機種だと思います。
光学ファインダー
K-1改とKPどちらのファインダーも気に入ってますただ、K-1改とKPを使っていて気になったのはファインダーの倍率。やはりKPは小さい。今回、K-3 Mark IIIを購入して、ファインダーを見てて、K-1改や使っているフィルムカメラ(MX)と比べても違和感がなかったです。あと、このファインダーはK-1改よりもピントの山がつかみやすいです。(個人比です。)
画質
バランスが取れたというか、安心してカメラ任せにできる画質だと思います。RAW現像をLightroomでおこなうことがいままでは多かったのですが、これは現像に追い込む前に自分で色調などを細かく調整できるので、現像は星系写真以外では出番がなさそうです。ちなみに高感度はISO1600あたりまで気にするほどというか、区別できない感じでした。
動体性能
正直な話。タッチ&トライに参加させてもらったときも、この分野はあまり期待していなかった。買ってそうそう飛行機を撮ってみた。K-1改でなんとか追っかけていたものが、「ぉぉぉ追っかけている」と軽く感動してしまった。(ただし、これでしっかり撮れていたかは別の話。手ブレが切れてて、ブレブレ写真を量産してました・・・。)
操作性
最初「?」、使うにつれて「!」という感じでした。 GR IIIに似たUIに変わっていて、かつ、ボタンの配置も若干いままでとは違っていたため 最初は戸惑いました。ただ、カスタマイズの幅の広さ、メニューの内容を知るにつれて、「よく考えられている」と思いました。もうちょっとカスタマイズして使いやすいようにしたいです。
デザイン
飽きのこない外見、使っていて疲れない形だと思います。