English Page:Product Stories of New APS-C “K-3 Mark III” Vol.2 (Wakashiro)

PENTAX一眼レフカメラの商品企画を担当しております若代です。

2020年中の発売をターゲットに開発中のKマウントデジタル一眼レフカメラについて発信していきます。

 

撮影した結果に満足して頂けるようにカメラを作るのは当然必要なことではありますが、開発中のカメラでは、撮影する楽しみを存分に味わって頂けるようにカメラを作ることを大切にしております。
見やすい光学ファインダーと優れた操作性によって眼と手の延長のように使いこなせるように、細部までこだわっております。

〔左:開発中のカメラ、右:PENTAX K-3II、アイカップなし〕



※クリックで画像が大きくなります。

ファインダーの見口部分について、K-3IIとの比較写真を掲載します。
K-3IIではファインダーの見口枠と背面液晶の面がほぼ同じであるのに対して、開発中のカメラでは、見口枠の方が背面液晶に対して約3.2㎜手前に出っ張った構造になっております。
これにより、背面液晶モニターに鼻が触れにくく、自然に覗き込めるようになっております。

 

ファインダー見口の下にセンサーが搭載されております。
ファインダーを覗いた状態を検知して、背面液晶の表示がファインダーを覗く目に邪魔にならないようにします。
従来機ではシャッターを半押しすれば背面液晶は消えますが、ファインダーを覗き込む瞬間から没入感を得られるようにしたいと考え、PENTAXとして初めてアイセンサーを搭載しました。

撮影する楽しみを存分に味わって頂けるように、撮影行為1つ1つにワクワクできるようなカメラとは何かを一から問い直しながら開発に取り組んでいます。

 

 

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