Product Stories of New APS-C “K-3 Mark III” Vol.6 (Wakashiro)

PENTAX一眼レフカメラの商品企画を担当しております若代です。
PENTAX K-3 Mark IIIのデザインについてご説明致します。

撮影プロセスを愉しむ上ではデザインは非常に重要だと思います。撮影意欲を高めるカメラを持ち出すところから撮影を愉しむプロセスが始まります。握りやすさや使いやすさといった実用的な側面に加えて、上質感があり持つ悦びを感じる造形であることが重要であると考えています。

 

 

一眼レフカメラのデザインで目に入りやすいペンタ部には、ガラスペンタプリズムの形状をモチーフにしたスタイリングを採用しています。PENTAX K-1でも採用している外観形状ですが、K-1と同じ形状を採用するのではなく、K-3 Mark IIIならではの個性も持たせています。K-3 Mark IIIでは、小型堅牢ボディをアクティブに使うことや動体性能の向上を特長としていますのでそのスタイリングからも躍動感が感じられるような造形を意図しています。その一つとしてペンタ部の側面の稜線が斜め後方に切りあがる形状にして動きのある形にしています。

 

 

従来機種ではペンタプリズムの手前に部品を収納するスペースを設ける必要がありました。ペンタ部を手前に出っ張らせるだけでは交換レンズとぶつかってしまいます。そのため上に逃がす必要が生じてPENTAXロゴの位置がマウントから離れた位置になっていました。K-3 Mark IIIではペンタプリズム周辺をシンプルな構成にして、ペンタ部の出っ張りを抑え、PENTAXロゴをマウントの近くに配置し凝縮感のある印象を与えています。これによりクラシックな一眼レフカメラが持つ精悍なイメージを醸し出しています。

 

 

マグネシウム合金は軽く強度に優れ変形しにくい金属です。そのため質量の増加を最小限に抑えつつ高強度なボディに仕上げることが可能です。K-3 Mark IIIでは、高品位で小型堅牢なカメラボディを実現する上で、トップ、ボトム、フロント、リアの全てのカバーにマグネシウム合金を採用することが重要と考えました。精密な内部構造を守る安心感と金属素材ならではの高級感を感じて頂きたいと思います。

持つ悦びを感じる上質感のあるカメラを持ち出し、高揚感を抱きながら撮影に出かけ、小型堅牢なカメラを振り回しながら写真撮影を愉しんで頂きたいと思います。そして、高品位で小型堅牢なカメラボディを長く使い続けて頂きたいと思います。

 

 

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