韓国に在住のPENTAXフォトグラファーの朴さんから、素敵な記事を寄稿いただきました。本当にありがとうございます。そしてご結婚(の決定)おめでとうございます!(PENTAX official編集長Yuzu)
彼女は写真に撮られるのが嫌いです。 彼女は自分がきれいではないから変に写真に撮られると思っています。
でも、それは違います。
彼女はきれいな女性です。 僕は彼女の心をどうにか戻したい。
春のある日、午後4時くらいの美しい光は彼女の周りを輝かせます。
柔らかいボケは視線を彼女に集中させ、花畑のめまいがするパターンはきれいにぼかして美しい色の表現だけを残して彼女を引き立たせます。
逆光でもオートフォーカスは正確に合ってました。 ペンタックスのオートフォーカスが悪いという不思議な噂は昭和のものだと私は感じました。
フレアまでなくしてしまったこのレンズの光学性能は秀逸ですね。 フレアが必要な方はレタッチで追加してください。 もちろん僕には必要ありません。
今回も最大開放の圧倒的なボケ味は、背景を美しい光とクリームのような滑らかな世界を表現します。
光の処理が未熟だと顔色が悪く表現されます。色収差があるとさらに致命的です。
正確な焦点は顔に色収差を作りません。マゼンタ、オレンジ。 はぁ…この前の FA☆85mm F1.4の苦労が思い出しました。もはや昔の話ですけどね。
( FA☆85mm F1.4はもう現役から退いて今は我が家のタンスを守っています。いいレンズだったのに。笑)
このレンズは肌の色の表現が正確です。 ポートレートレンズの最優先課題に完璧ですね。
何よりこのレンズの最大のメリットは光の表現です。 このレンズは、まるで光をおもちゃのように遊ぶことができます。
光で遊べるレンズ。
彼女のための地球最強のレンズ。
ご覧いただいた写真は、彼女の心を動かしました。僕は彼女と今年結婚します。(12月3日予定)
HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AW
人の人生を変えるレンズ 。リコーイメージングの皆さんに心から感謝します。
余談
あ、今彼女がまだいない方は、もしかしてこのレンズまだ買ってないのかも?
考えてみてください。 韓国でこのレンズの別名は「彼女レンズ」です。笑
https://pentaxofficial.com/past_event/2320/
『PENTAXミーティング 100周年スペシャル』福岡会場。
商品企画 岩崎部長と会いました。
僕はポートレートだけのバカだからその時使って持ってきたFA☆85mmF1.4を見せて、「悔しいよー!」と言いました。
朴:FA☆85mm F1.4はレンズは良いレンズだけど、最近の他のレンズ、例えば他のミラーレスの85mm F1.4とかを考えるとやっぱり足りないかと思います。 悔しい!だからDFA★85mmF1.4を早く出して下さいよ。
岩崎:でも思ったより大きくて重いと思いますが大丈夫ですか?
朴:画質がいいレンズだったらそんなことはどうでも良いですよ。それは最近のミラーレス向けレンズよりもっといいレンズですよね?
岩崎:…私たちの目標はどちらかというとドイツのレンズですね。笑
朴:え??
そして1年後。D FA★85mm F1.4発表とMTFが公開されました。
朴:え?? ドイツのレンズを飛び越えたじゃん!あいつら、いったい何をした?ああああああああああ!
この投稿の写真はそれからまた1年後の出来事でした…。笑