今回はカスタムイメージ冬のスペシャルエディション冬野です。撮影したのは御岳山のロックガーデンでした。本当はこの日の天気予報が雨(雪)の予定だったのですが、思わぬ晴天に恵まれました。
カメラとレンズと撮影モード
カメラ:K-3 Mark III
レンズ:HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited
撮影モード プログラムオート
痛恨のWBミス
冬野の特徴はハイキー描写の中で白が際立つことです。そのために露出補正は +1.0EV を基準にして WB AUTO にしています。のはずが、この日は何を間違えたのか WB 太陽光 で撮影していました。ということで、今回の写真は後でカメラ内RAW現像をしたものです。
スペシャルエディションの設定で撮影したRAWデータはカメラ内RAW現像で同じスペシャルエディションで現像できます。
露出補正 + 1.0EV 左が撮影時の WB 太陽光 右がカメラ内RAW現像の WB AUTO 左の WB 太陽光 では日陰で青白くなりすぎることがある
今回の設定で撮影すると画面全体的に白っぽい感じが強くなります。確かに ほのか でも同じような雰囲気を作ることは可能だと思いますが 冬野 のスッキリとした印象は冬の空気感を伝えるのにあっています。
マクロっぽいイメージ
せっかくのマクロレンズなので、普通に使うだけではもったいないので、ちょっと小さなものに寄った撮影もしました。
ロックガーデン
ロックガーデンに入ってからは露出補正を+0.7EVに少し弱くしました。白っぽさを強調するための露出補正でしたが、岩などの質感を残したいというのがその狙いです。
16時までには下山
実は御岳山にはいつも下から徒歩で登っています。山頂までは2時間半程度かかるので、写真だけが目的であれば、登りもケーブルカーを使ってロックガーデンを目指すのが効率的です。それではちょっと物足りないので、山の雰囲気に体をなじませるために徒歩で登るようにして下山はケーブルカーを使います。このケーブルカーに乗るのは16時ぐらいを目安にしてください。冬山は暗くなるのが早く、日が暮れると冷え込みも強くなるので16時でも遅いぐらいです。
まとめ
山の専門家ではないですが、山登りの鉄則は焦らないことと先の状況の予測です。実は写真でも同じことが言えます。そのために撮影テクニックやたくさんの機材を準備するというのも良いですが、動きやすさを考えてある程度対処できる方法を身につけるのがオススメです。そして、ときには諦めることが必要になります。これは山登りでも同じです。
次回は、New FA100MACRO フルがいいの?APS-Cがいいの? です。