最近ちょっとしたモノクロブームなのかデジタルのモノクロ写真を見る機会が多くなりました。
そして、よく聞かれるのが撮影時の設定です。私はモノトーンの設定にしています。

これはフィルム時代からの癖でモノクロで撮影するときはモノクロで風景を見るからです。
「モノクロで風景を見る」というのはちょっと分かりづらい表現ですが、フィルムのモノクロ時代はよく使われた表現です。その意味は風景を色ではなく陰影に置き換えて見るということです。

色が中心の風景をモノクロ化

モノクロ化した写真ではポイントの赤いカエデの印象が弱くなっています。カラーの設定で撮影しないほうがいいのはこんな可能性があるからです。

これだけでちょっと敷居が高く感じますが、光の扱いが大切な写真にとってその捉え方は基本です。

そして、その基本を学びやすいのがモノクロ写真です。

目に見えない光の扱いは己の感覚を鍛えるしかそれを学ぶ方法はありません。目と同じような印象の一眼レフの光学ファインダーは光の感覚を鍛えるのに合っています。

どんどん難しい方向に話が進んでいますが、モノクロ写真で大切な陰影は影で確認できます。曇っていると影が分かりづらいので最初は晴れた日に始めると良いと思います。

 

晴れた日の影のあるモノクロと曇天のモノクロ

晴れた日は陰影がはっきりするので白と黒のメリハリをだしやすい利点があります。

 

逆光のモノクロ

 

逆光は影がわかりやすく光の感覚がつかみやすいはずです。大切なのは知識として理解することではなく失敗を恐れずやってみることです。

今回の写真は全て『プロフェッショナルモード』で撮影しています。
『ケイタのやってみようシリーズ (第1回) プロフェッショナルモードで撮ってみよう!』

次回は、露出補正を固定してみよう!です。