新納 翔 師範よりメッセージ ~ 他流試合によせて

どうにか道場破りを撃破し、師範を続投することになった新納でございます。今年から当道場で始まりましたメーカー不問の他流試合、PENTAX縛りだったのが解禁になり、応募作品の幅もかなり広くなりました。作品を選ぶ側としても、全体的にクオリティーが上がって毎回三点の作品を選ぶのが真剣勝負そのものになってきました。

今まで応募されていた方も、他メーカーに負けまいと作品の質が上がっているのが目に見えてわかり、良い相乗効果になっているように思います。その分、最終選考に残るのは厳しくなってきました。ここで一つどうすれば選ばれるのかというヒントを二つばかし申し上げておきます。

私が触れたい写真は、どこかで見たことがあるような既存の作品ではなく、たとえそれが未熟であってもオリジナリティのある作品です。写真はこの百年ばかしでやり尽くされたようで、まだまだ可能性のある媒体だと思っております。自分にしか撮れないというものを追求してください。

もう一つは、提出する前に自分自身で作品を何度も見返して納得できたものを出すことです。なんとなく出したものは、どこか芯がないのが見ていて伝わってきます。しっかり見返すことで、微調整すべき細かいディテールも見えてきます。そして他の方の講評もよく読み、自分の作品に活かしましょう。

各月のお題を踏まえ、入選にこだわるのではなく、自分の写真と向かい合うことに注力しましょう。
そうすれば自ずと結果が出るはずです。

〔新納師範による添削の一例〕

※クリックすると該当の添削記事に遷移します

2022年1月のお題:ボケを使った写真表現
(あしろさんの挑戦)

2022年2月のお題:工事のある風景
(くうさんの挑戦)

 

5月のお題は『季節を切り撮ろう』

 

新納 翔 師範より「お題について」

写真を撮るのに外出すると、視覚だけでなく肌で感じる温度・草木の匂い・小鳥のさえずり・・・と体で季節の移り変わりを感じます。どのジャンルの写真作品でも春夏秋冬が写り込むのが日本ならではの良さではないでしょうか。

今回は「季節を切り撮ろう」という、自由度の高いお題にしました。

何を撮るのか自分で見つけることこそ写真表現で一番重要なことです。一貫したテーマ性を持つことで、自分が写真を通じて何を表現したいのかが自ずと見えてきます。
それは写真というものが、自分が常に考えている思考の集合体だからなのです。
まずは撮影してきたデータを見返し、日頃どういうものに惹かれてシャッターを切っているのかを考えてみると良いでしょう。

5月のお題『季節を切り撮ろう』

投稿受付中(5月31日まで)

※投稿にはリコーイメージングフォトIDが必要となります。
お持ちでない方はお手数ながらご登録をお願いします。

6月のお題は『駅から見る都市風景』

 

新納 翔 師範より「お題について」

移り行く都市風景と鉄道というものは切っても切り離せない関係にあります。人々の暮らしになくてはならないがゆえに、景色に与える影響力は計り知れません。日本中を見れば、駅を中心として街が形成されている例も珍しくないでしょう。
作例の写真は横浜の鶴見線・海芝浦駅、ホームが海に面している珍しい駅です。ホームから撮った一枚ですが、遠くに京浜工業地帯の様子が見て取れます。
改札を出ると直接会社の敷地になっているので、これを撮った時は退勤する人で溢れていました。まさに駅から見る都市風景ではないでしょうか。
皆様の街にある駅、そこから見える都市風景、ご応募ください。

6月のお題『駅から見る都市風景』

(受付終了)4月のお題は『コンビニのある風景』

新納 翔 師範より「お題について」

日本津々浦々風景が画一化していく中、その最たる例の一つがコンビニエンスストアではないでしょうか。旅先で馴染みのチェーンのコンビニに入ると、自宅近くにある店内にワープしたように感じることもあります。

そのように全国展開しているコンビニですが、地域社会と密接に関わっている以上、「コンビニのある風景」として捉えれば各地域それぞれの特色が出るはずです。ただコンビニ自体を撮るというより、コンビニを通して各々の街が持つカラーを表現して欲しいと思います。
コンビニから見るそれぞれの都市風景、お待ちしております。

なお、地域によって色々なコンビニがあると思います。
昔ながらの個人商店等もOKです。

4月のお題『コンビニのある風景』

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